お金がなくなったので、来月から家賃も払えなくなってしまった。
10年前、あいりんで暮らしてたが、またドヤ暮らしかと思うと気が重い。
10年前といえば、まだ薬を道端で売ってるおじさんがいたり、合法ハーブも第2世代ぐらいでまだみんなバカバカ吸ってたぐらいの時期だった。
あの頃、俺は保険証なんてなくて(今もないけど)、すげー高熱が出て死にそうだった時、道端のおじさんからワンシートにもなってない使いさしの薬の詰め合わせを買った。ラッキーセブンよ、なんて笑いながら777円だと言っていた気がする。
1000円払ってお釣りが333円帰ってきたことを覚えている。引き算もできないおじさん、これがこの世の底辺なんだなと思った。(俺も大差ないのはそう。)
もう一つエモい思い出といえば、当時俺の1歳年下の15歳の子とよくつるんでいたんだが、ある日、俺たちいつまでこうなんだろうななどと話していた時、俺より年下のその子はもう不平等に対する不満は枯れたよ、もう諦めてるって言ってたことを覚えてる。俺より年下でその心境に至るまでには色々あったんだと思うと今でも悲しくなる。
そして俺はあれから10年経ったが、今もなんで俺が、こんな苦労してんだよってそんな心境。11歳年下のあの子にも及ばない精神年齢。あー、どうなるんだろう。明日から。
辛いよな 大なり小なり、ほんの一部を除いて、なんで世の中こうなってしまったんだろうな、というのは、 「行くぞピケティー、10万ボルトだ!」 「ピケティー!」 が証明したわけだ...