加齢につれ、食べたいものを食べたいだけ食べるってことができなくなってきた。食べすぎ飲みすぎによる胃もたれの気持ち悪さと、現実の食の快楽とを天秤にかけて、「おいしい……でも……あとで辛くなるから……もう、よしとこ……」って無理をすることがなくなった。
好物は最後に食べる派だったのに、先に食べるようになった。空腹の感覚がフレッシュなうちに食べないと、新鮮な感覚で味わえなくなった。
うまくいえないけど、後回しにすると、前ほど、夢中になって味覚100%みたいになって味わうことができない。だいぶお腹いっぱいだ…好きだけど、そろそろ苦しいぞ…なんて雑念が入ってくる。でも好物を食べてるときくらい何も考えずに夢中になってむしゃぶりつきたい。
やっぱり好きなものは好きだとは思うけど、昔と比べたら落ち着いたもので、若い頃は胃がパンパンになるくらい食べてたのに。今は、そんなん想像だけで胸やけがしてきそうだ。
ジムへ行くのだ