家族の誰かが買ったものだろうが、それらは「数ある食品の中から、なぜこれを?」というようなチョイス。
自分なら買おうとも思わない、食べようとも思わないものばかり。
じゃあ買ってきた当人が食べるのかというと、ことごとく期限切れ。
そのことで家族を問い詰めたが、まるで今まで気づかなかったかのような反応。
何度も冷蔵庫を開けているだろうに、目に入らなかったらしい。
だけど無反応。
どうやら冗談ではなく、本気で家族はそれらの食品を認識できていないらしい。
居ても立ってもいられなくなり、冷蔵庫の期限切れ食品を全て捨てることにした。
そして隣町のショッピングモールまで赴き、そこにある馬鹿でかいゴミ箱に放り込んだ。
その場を急いで離れようとすると、警察がハイエースでこちらに向かってくる。
今回に限らず、夢の中だとどうにも自分の体が鈍い。
逃げても追いつかれると思ったので、仕方なくゴミ箱に入ってやり過ごすことに。
だけど、ゴミ箱の中は思っていた以上に深くて、そのまま延々と落ちていく。
怖くて目を瞑ったところで夢から覚めた。