公園みたいな場所に小さな女の子が立ってこっちをじっと見ている。
何かあるのだろうかと訝しがりながらも近づいてみると、
みたいになぞなぞを出してくるわけですよ。後半部分はノイズっぽくて聞こえない。
何故それでなぞなぞと分かるかは知らないけれどまあ夢だし。それに前半部分が定型句だし。
だから答えはあれしかないなと思いつつ、然れど精一杯悩んで出した感を演出しつつ
「分かった、答えはフライパンだ!」
一瞬の沈黙。女の子の顔が嬉しそうに歪む。「ぶっぶー、答えはわらびもちでした!」
その声を聞くが早いか、公園が真っ逆さまになって空に向かって落ちていく。
女の子はそのまま公園に張り付いていて、こちらをじいっと見ているのが分かって。
そうして、しばらく落ちていった果てに、夢特有の謎の浮遊感と一緒に目が覚めた。
「パンはパンでも食べられないパン…は、フライパンですが。じゃあ藁は藁でも食べられる藁は?」(早押しクイズ風)
さわら!
わらび餅
ワラビー!
草食動物!
かわらせんべい!