・学校の国語の授業でやったこと、どのようにしてノートを取ったかを思い出せばいい。点数も正解もない。
・考察の土台として自分の関心が役に立つ。社会学や心理学がよく用いられる。
・あと伏線の回収というのがよく言われるけれど、どんな場面でも、これは何かの伏線か?と思えばそれだけで考察ができる。
ただ、本筋の理解をそっちのけて、細部にこだわるとわりとなんでもいえちゃうというのがあって、その良い例がジブリ作品やエヴァンゲリオン。すべてのものが伏線として回収されるとは限らないし、回収されなきゃいけないわけでもない。が、伏線を重視するような評価の傾向は今もあると思う。
・さいごに、作品はエンターテインメントが基本だと見なせば「おもしろかったー」も立派な、正当な評価だと思う。そこで、最高におもしろい作品ってどんな要素をもつ作品だろうか、と考えてみて、自分の評価軸をもつといいかも。