全然知識がなさすぎて、「え、あれなに?キノコ?手袋?」ってしばらくボーーッと見てた。ガラガラの車内でもろ出しだった。
あっ、て気づいて怖くて動けなくなってたら、目の前にサラリーマンのおじさんが来て、親指でくいくいって、隣の車両さして、あっち行きなって、してくれたんだよね。
それでやっと足が動いた。
あのときは呆然でありがとうも何もいえなかったけど、あの優しそうな気弱そうなおじさんの顔、いまでも明確に思い出すし、泣きたい気持ちになる。なんかちょっと眉毛さげて困ったみたいに笑ってた。ごめんねって代わりに謝るみたいな困り笑顔。その人は全然悪くないのにね。
あの人のおかげで、これ、嫌な怖い思い出だけど、男性を一括りで怖いとか嫌だとかは全然思わない。ありがとうサラリーマンのひと。
そのまま触られて気持ちよくなればよかったのにな!
そういう人が増えるといいよなぁ
いいやよくない。 痴漢とマッチポンプの可能性もあるし。