2018-10-06

[]趙充国

紀元前137年生まれ前漢将軍

隴西の生まれだったので騎射に長け、異民族に通じていた。

そのため李広利のもとで匈奴討伐に従軍し、功を立てて皇帝から賞賛された。

70歳を超えても匈奴と戦い続け、

異民族の反乱が起きて「誰を差し向けるべきか」と皇帝に問われても、

自分以上の適任者はいない」と答えた。

また「敵はどのくらいの軍勢か」と聞かれると

「百聞は一見に如かず」と答えてすぐさま軍勢を率いて出発した。

これが故事成語として現代まで残っている。

また、趙充国が「秋になれば馬が肥えて匈奴が攻めてくる」と警告した言葉が、

のちに唐の詩人・杜審言に用いられて「秋高くして塞馬肥ゆ」と詠まれ

これも故事成語となっている。

紀元前52年に86歳で亡くなった。

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