そうですよ。
ぼくだって思いましたよ。
そういう風に自分ひとりで自分の正しいと思うことだけを信じて、まわりの言葉など気にせずに、強く生きてゆこうとも考えましたよ。
でも、できなかったんですよ。
こわいんですよ。
迷いましたよ。
今でも迷っているんですよ。
そんな風にしてまで正しく生きなくても、友達と同じことして、いっしょになって、何でも共犯になって、ワーワーやって笑ってる方がさみしくならずに、孤独にならずにすむのではないかと。
でも、それでも、友達とわかれて家に帰ると、極端な恐怖と孤独感におそわれて虚しくなって、スランプにおちいって、死にたくなるんですよ。
でも、やっぱり、自分ひとりでも正しく生きよう、という勇気はないんです。
思います。
いつでも思いますよ。
悲しい時、つらい時、壁にぶつかった時、涙が止まらない時、いつも思いますよ。
もっとぼくに勇気があればと、言葉に負けて泣いたりしない強い心がほしいと、自分ひとりでも正しいことをやり通す、強い意志がほしいと、なにごとをもみとおせる広い心がほしいとね。
いつだって、思うだけで、そうなれない自分がいやで、死のうとしてー死ぬ勇気もない自分が、ほんとうに、うらめしくて悲しくて、また、堂々めぐりがはじまるんですーね。
共感する人多いと思う。 俺は自分の心に蓋をして自分一人で生きていくのにかなりの程度まで成功したが、それでも時々発作が起こる。
ひとりで正しく生きてきたことを良かったと思っているのでしょうか。 ひとりで。 なんか、ひとりぼっちというか、孤独のかたまりみたいにみえるのでくけど。 いつもひとりぽっちに...