2018-07-10

俺だけのアイコンだと信じていたもの有名人に先を越されていた

ハンドルネームに由来があった。

その由来こそが自分だけのアイコンだと信じていた。

でも俺がその名前を名乗るよりも前に、既にそのネタ有名人が使っていたことをある日知った。

俺だけが持つ俺だけの物だと思っていたものにはベッタリと手垢がついていた。

ショックだった。

もしも俺がこのさき有名になって、ハンドルネームの由来を語っても「有名人のAさんのファンなのね」という扱いにしかならないだろう。

俺を意味する記号だと信じていたものが失われた。

平凡な本名などとは違う、正真正銘IDだと信じていたものが無くなった。

名も知られぬ誰かでありながらも、唯一無二たる己を意味できる名を持っていることだけが誇りだったのにそれは最初から存在しなかったんだ。

俺は……誰だ……。

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