年をとってくると子供の頃の記憶って少しずつ薄れていくもんだけど、理不尽に食い物を奪われた思い出ってものすごく強烈に残ってて忘れない。
自分は比較的いい両親に育ててもらったって思ってるけど、小学校に上がるか上がらないかくらいの時期に、自分が当時ものすごく大好きだったお店のハンバーグを大した理由もなく横取りされて他のもので我慢しろと言われたことが未だにハンバーグを見るたびに頭に浮かぶ。
それと同率首位で、大好きだった自分の分のおやつを翌日まとめて食べようと思ってとっておいたらやはり理不尽に家族に全部食われて、反論したら「そのくらいで泣くな」と無理やり我慢させられた思い出が残ってる。
なお今はハンバーグは胃もたれするし、好きだったおやつはもう甘すぎて食えない。
子供に接する時、食い物にだけは恨みを持たれないようにした方がいいなと思ってる。