2018-03-24

人の情熱を、苦労を、あるいは時間をなんだと思っているのか。自分価値観物事推し量ることは不遜である暴挙である。これほどの屈辱を味わったことはかつてなかった。しかしもう取り返しがつかない。失われた命は決して戻らない。どうにもならない。このまま自死を選びそうになる。憎い憎い憎い憎い憎い憎いがおれ自身が生きることが嫌になった。大切だった。愛していたのだ。あれをもう見ることができないという事実を思うと臓物を絞られるような気持になる。それを知らずにへらへらしていることが許せない。おれの尊厳が軽々と弄ばれた。心から呪う。今なら命を燃やして敵を殺すことくらいは造作もない気がしてくる。しかしそんなことをしても何にもならない。あれが戻ってくることは永劫にない。ありえない。望みは閉ざされた。命は消え去った。今は眼前に広がる茫漠たる空虚をただただ見つめている。おれは生まれて初めて闇を見ているのだ。

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