その当事者2人もののみに適用され、他には適用し得ないからこそ、「美しい」のである。
だからこそ「こうすればうまく行く〜」「これを見習ってお前らも〜」とかのような、
「他者への適用行為」を行おうとすると、その美しさはどんどん損なわれるのである。
何故か?というと、そういう他者適用行為をすること自体が「恋愛しなければならない規範の賞賛」に過ぎず、
「恋愛規範のための恋愛」と化してしまうのである。だから美しくなくなる。
美しい恋愛というのは「恋愛規範」とは離れた、ただただ「何のためでもない恋愛」でなければならないなである。