人生に物語が不要だとしても、結末はやがて訪れる。
人々が惹かれるのは、何がその結末を導き出したのか、という点だ。そこには共感があり、自分とは異なる主観がある。
いくつもの分岐点があり、大体それは渦中の人物には見定める事が出来ない。
そんな凡百な人間の日常を切り取った物に興味がある。
だってその人は、少し感覚が違えば自分と同じ道を歩んでいたかも知れないのだ。
何を後悔して、何に重きを置くのか。その価値観は何処で形成されたのか。人というものはそれぞれ着眼点が違うから、面白い。
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