猫が「おれ君、今けっこうお腹減ってるんだよね。だからカリカリくれないかな?長くは待てないよ?」と言われても「ニャーニャニャニャーゴ」にしか聞こえない。
猫が「ニャー」と言う時、その「ニャー」は何を指しているのかまったく理解できない。
しかしながら猫はどうだろう。俺たちが小鉄っていうとちゃんと振り返る。小鉄ご飯やで〜っていうとちゃんと理解しているように見える。
声の震えが指す音の変化をちゃんと理解しているのだ。
仮に猫がおれのことをチエちゃんだと名付けたとして、猫の言葉で「チエちゃん、今日のご飯なんなんや?」って言われたとしてもおれには猫語の「チエ」が理解できない。
それどころか猫だけじゃなく犬の言葉だって分からないのだが犬も人間の言葉を理解しているように思える。
本当はいろいろ知って理解しているのにわからないフリをしている可能性が高い。
猫や犬は人間を欺いているのだ。
いずれその時がくれば愚かな人間どもに危機がくるのかもしれない。
世の中は猫や犬が「その方がみんな幸せだから」というだけで平和が保たれているのかもしれない。
ところで猫の虐待はゆるせない。
フィンランド語を勉強するといいらしい。