2017-09-14

anond:20170914013131

進化という現象にはどのような目的も一切存在しません。

空中での高圧放電によって稲妻が現れるという現象に何らかの目的があると思いますか?

  

さらに「進化多様性に向かう」というのも必ずしも正しくありません。そのような方向もあればそうでない方向もあります

進化メカニズムひとつが有名な自然選択ですが、自然選択は当然、遺伝変異表現変異の一意的な増加にはつながりません。

  

ようするに、進化というのは常に経験的事実であり、そこには目的もあらかじめ決められた方向もないということです。

記事への反応 -
  • 仮に生物の目的が「繁殖して子孫を残すこと」だとしたら、よりシンプルで繁殖力の強い昆虫や菌類のほうが目的に適うと思うんだけど、なんでわざわざ哺乳類みたいに構造を複雑化し...

    • 今でも、昆虫や菌類の方が圧倒的に種類も多ければ、個体数もくらべものにならないほど多いよ。 そもそも、進化の方向は多様性を増すことが目的であって、遺伝子に変異が何度も加わ...

      • 進化という現象にはどのような目的も一切存在しません。 空中での高圧放電によって稲妻が現れるという現象に何らかの目的があると思いますか?    さらに「進化は多様性に向かう」...

    • 俺が知らないだけで、実はもっとシンプルな構造に進化(変化)した生物のほうが多かったりするのかな。 そうだよ! バクテリアの推定個体数5×1030だよ!(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7...

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