2017-09-06

無能から見た有能

某所で行われていた若手研究者向けの発表会に参加してきた。

自分の発表を終えて同年代の発表を見て回ったのだけれど、もう、はっきり言って、レベルが違っていて。

数理もセンス着眼点知識も何もかもが圧倒的に自分より優れているのを見せつけられた。

別に今までも自分より優れた人間を見る機会ってたくさんあったと思うんだけど、

こうもまじまじと自分無能であると見せつけられると、立ち直れる気がしない。

かといって、このレベルまで行こうという気にもなれない。

なんだか分からないけど、車輪の再発明を思い出した。

無能が有能になろうとしたところで、それは有能が既に通った道であるから

何をやっても無駄しかならない、どうせあの人にはかなわない、

私が何かをするよりも、あの人が何かしたほうが、もっとすごいことができるんだと思ってしまう。

なんだか、アホらしくなってきた。少し休みたい。

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