そうそう、「被害者の責任の是非」と、「被害に遭わないようどうするか」という話は別の問題。
そもそも被害者が悪かろうが悪くなかろうが被害に遭う可能性そのものはなくならない。
だから「被害に遭わないようどうするか」という話について語ることは現実的で、大事なこと。
もちろん、自衛を徹底しても起こりうる可能性は完全にはなくならない。
不運に見舞われることは勿論ある。
でも運が悪いことの責任は取れないでしょ。
いずれにしろ、自衛についての話と、責任の是非とは別枠で語っているということになる。
なのにそれを一緒くたにして、「被害者を責めている」と誤解する人がいるんだよなあ。
まあ、実際にそれを理由に被害者を責めている人もいるだろうけど、そういうのと同列に扱って欲しくないよね。
そういった人たちは誰かが悪いだとか間違っているだとかを物事の中心に据えて考えがちだけど、それはあくまで一面に過ぎないってことを忘れてしまっている。