10年前だろうか
ある日、同じ団地に住んでいる女子(高学年)が同級生たちと遊んでいた。
ふと1人の女子が駐輪場の裏に回り込んで、隠れてコソコソ何かをしている。
目を向けると、驚きの光景が入ってきた。
その子が去った後、俺は野生の本能で出来たてホヤホヤのオアシス(水たまり)へと歩を進めた。
「どんな味が確かめたい」
これほどまでに味覚への欲求が最大化されたことがあっただろうか、いや無い。
地面はもちろん掃除されておらず、泥まみれで汚い。
だが、そんなこと気にも止めず、俺はひたすら温かい、その汁をすすった。
しょっぱかった。
はたから見れば、汚い地面に顔をつけて水たまりを吸っているキチガイである。
その後、数日腹痛に悩まされたのは言うまでもない。
そういう子供の頃の強烈な経験って、 その後の人生の性癖に影響を及ぼすことが多いですね。 あなたはどうですか。