家の近くの川に、晴れた日は亀が日光浴をしている岩がある。
岩と言っても人工の消波ブロック的なもののようで、十字型をしたコンクリの塊のような感じだ。
多い日には狭い川のどこにいるのか20匹近くがわらわらとよじ登っていて、
毎朝通勤中に土手の上からその様子を見ると、身近にもこれだけ生き物がいるのだとわかって嬉しい。
先日、少し強い雨が降った。翌日は晴れたが、亀たちはいなかった。
みんな流されたのかな?と思っていたのだが、さらに翌日にはいつもより多いぐらいの数が日光浴をしていた。
元いた亀は流され、上流から別の亀が流れて来て、入れ替わったのかもしれないし、
入れ替わっていないのかもしれないが、同じようにいつもの場所にそろってよじ登っているのを見ると妙に安心できた。