よくあるサンプルの偏りの問題。
あるジャンルの中で目立つものは、そのジャンルの中では特異であって標準的なものとはいえない。
しかし当該ジャンルに詳しくない人にとっては、目立つものしか見えないため、特異なものを標準だと勘違いしやすい。
標準的なものは氷山の下の方でおとなしくしており、観測範囲に入らない。
そのため、特異な事例のみに基づいて当該ジャンルの全体的な評価がなされる。
例:
アメリカの企業は先進的である
→日本にいながら知ることができるアメリカの企業はアメリカでも上の方
おとなしい子は突然キレて凶行に走る
→おとなしい子が凶行を行うと、その衝撃の大きさから報道されやすい
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