本当にそのとおりだと思います。この本は本当に素晴らしいことがたくさん書かれてますね。
この本を読む限り、渡邉さんは2005年ころからはワタミの経営の現場についてはあまり把握されていないようです。
「呼称店長」(店舗数目標を達成するため、研修が終わってなくて資格がない人を店長にして後で研修を受けさせる)問題について気づいたのも、この本によれば1年以上経ってからであり、
それに気づいてからはノルマを廃止するよう指令を出されていたそうです。
このように、渡邉さんの「夢」を実現するために経営陣や現場はいろいろと「工夫」や「チャレンジ」を繰り返していたようです。
まともにやって数字が出ないとおこられ、工夫やチャレンジをして数字を達成しても怒られるでは割が合わないですから、渡邉さんが急いでノルマ廃止したのは合理的な話です。