もしあの人とじっくりゆっくり話せる機会があればなぁ
そんな事一生ないのだけど。
もし、あの人と個室で二人きりになっていい雰囲気になればなぁ
なんて、言っていても仕方ないのだけど。
別にセックスがしたい訳ではない、と思っていた。あの人に裸を??いやいや、無理だわ。巨乳でなければ女性らしい丸みも帯びていない体だ。どこに魅力があると言うのだ。
もし、もし、あの人と個室で二人きりになって、何かの流れでAVを見る事になったとしよう(飛躍しすぎているが妄想なので許してほしい)
まあ多分、よっぽどの内容でない限りきっとあの人もムラムラするだろうし、私はあの人と二人きりだ!と考えるだけできっとムラムラというか、その、すると思う。
そうして私が一歩あの人に近寄って、こう言うのだ。「一回、だけ…」と。
そしたらきっとはずがしがり屋のあの人は顔を赤くして手を口元にやり いやいや、と笑うのだ
そこで私は畳み掛ける。「二人の意思じゃないよ。私もあなたに興奮した訳ではないし、あなたも私に興奮した訳じゃない。ただ今流れてるAVに興奮しただけ。誰にも言わなかったら、オナニーと一緒だよ。」って。
するとあの人の顔から笑顔が消えて、目の奥がギラギラと光るのだ。私に近付きながら。
どれだけ自分勝手なセックスをされてもいい、とか、それでも優しいあの人なら優しく抱いてくれるんじゃないか、とか、自分がセックスする度に頭を過っていい加減集中出来ない。
これを払拭する為にはやっぱり本人と一度、枕を交わすしかないって思ってるのだけど、やっぱり私にはそんな勇気も可愛さも一ミリたりとも持ち合わせていないのだ