故郷に錦を飾らんと旧帝に入学して早数年、私はつい先日高熱を出してしまった。
以前買った覚えのある体温計を、冷えピタシートを貼りながら探すも見当たらなかった。
また外出することも叶わないので、数少ない友人にポカリスエットとチョイスと体温計をお願いした。
友人は快く持ってきてくれた。
体温は38度であった。
その晩イブクイックを飲んだのかすぐに熱は下がり、大学へは普段通り通えるようになったのであった。
私は振り返る。
次回体調が悪くなった時に、頼るべき人がいなければどうなってしまうのだろうかと。
先般一人部屋で嘔吐した際はすぐに体調が良くなったので問題はなかった。
勉学とアニメ鑑賞にしか能がなく運動や色恋に不得手な私が、普段から日常生活に苦労しないことがあろうか。
まして体が辛い状況なれば私は地獄のような日々を過ごすことになるだろう。先が思いやられる。
やはり、普段から頼り頼られる人がそばにいてほしいと思った。
友人は働き出すとなかなか看病にもこられなくなるから やっぱり恋人作るしかないだろうな