2015-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20150914132111

国語現代文小説で「作者の心境」が問題になるのは、主人公=作者の自伝小説において、主人公の心情を答えさせるケースだけだよ。

火垂るの墓』は自伝的な作品なのでありうる話ではあるけど、作中の清太が「締め切りやべえ」なんて思ってるわけがないだろう。

そして、その「心境」というのも論理的に導き出されるもの(でないと問題にならない)であって、むしろ情念を完全に排しているからこそ、

作者からすると「俺はもっといろいろ込めたんだけどなあ」という違和感が出てくるんだろうと思われる。

あいずれにせよ「作者の心境を答えよ」なんて問題はそうそう出てくるものではないから気にしなくていいよ。

記事への反応 -
  • 上の子が下の子に対し、 『読書感想文を書くなら、戦争の本を取り上げると書きやすいよ。  せんそうはイヤだな、平和がいいと思いました、と書くと、先生の評価が高いから』という...

    • 関係ないけど、野坂昭如の娘は国語の宿題で火垂るの墓が出てきて「この時の作者の心境を答えよ」という問題が出てきて、娘に聞かれた野坂は「締め切りやべえ」と答えたそうだ。国...

      • ドヤ顔で有名コピペ。裏も取らず。国語以前に頭悪そう。

        • 残念ながらコピペじゃなくて、実際にTVタックルで野坂本人が冗談めかして言ってたんだな。Youtubeか何かがあればよかったんだが見つからなかった。 まあ、実際に締め切りがどうとかは...

          • 国語の現代文小説で「作者の心境」が問題になるのは、主人公=作者の自伝的小説において、主人公の心情を答えさせるケースだけだよ。 『火垂るの墓』は自伝的な作品なのでありうる...

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