3月のライオン10巻面白かった。この漫画が好きだ。
だが、10巻を読んで考えずにはいられないことがあったので書く。
10巻にはどうしようもないおっさんが出てくる。子供じみた奴で保護者としての資質がない奴だ。
もっと成熟しろ、と思う。
だが一方で3月のライオンの魅力は、未成熟な主人公たちの心の機微でもある。そこに心が動く。
自己を主人公たちの未成熟さに寄せて共感しつつ、他者には成熟を要求する。
綺麗な絵柄と作者の力量でそうとは感じられないのだが、この漫画が好きな俺の欲求はなかなかに醜悪だと思った。
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