若くてきれいな顔してたのに、基本的にマスクしてだるそうにしてるのを隠そうとしない感じの人だった。
図書室に通い詰めてだんだん打ち解けて話をしてくれるようになって、池上永一の風車祭を熱心に勧めてくれた。
ぶっちゃけ、分厚いし、沖縄っぽいところがとっつきづらそうだしで、全然最初は食指が動かなかった。
そこまで言うなら・・・という感じでしぶしぶ借りて読んだ。
ぐいぐい引きこまれてどんどん読めた。
面白かったです!と興奮して感想を話すと、そうでしょそうでしょ!とものすごく嬉しそうな笑顔で応えてくれたのを今でも覚えている。
今でも司書やってるのかなー。
たった数年でいなくなる生徒なんてもう忘れてるだろうけど、また本の話したいな。