2014-02-26

人を選んで嘘をつくのを覚えた

30代も後半になってようやく人付き合いの基本を覚えた。

それは「嘘をつく」ということだ。

私はそれなりに頭が切れるので、人の事業成功するか失敗するか話を聞いただけで判断がつく。

から嬉々として失敗する起業話をする知人友人に、水を差すようなことを言ってしまっていた。

結果を見ると、私の指摘の通りに失敗し、私の見積もり通りの負債を抱えているのだが。

から言ったのにと思うが、言った当時に感謝された試しはない。

もう、そういう忠告をするのは辞めた。

事実は時に人を傷つける。

その過酷現実に立ち向かえない人には、耳障りのよいことだけを言って失敗するに任せることにした。

それで人間関係はうまく行く。

もちろん、そこで傷つかずに立ち上がれる人には、口も金も出すよい付き合いをする。

そう考えると、今まで随分余分な出費をしてきたものだ。

また、自分自身、他人の批判には謙虚に耳を傾ける姿勢を忘れないようにしようと思う。

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