あの歌なんだけどさ、聴くたび思うんだ… 何というかさ。
あまりに無情な世界のなかで、打ちのめされ、取り残され、過去の記憶と未来の希望だけが美しく、過酷な現実の犠牲者であり続けててさ。
現実世界を目に映し、過ぎ去る想いを胸にして、打ちのめされている人に、実に残酷なメッセージを問いかけている。
…この歌は被災者の救いとなったろうか。
何と寂しい詩だろう、自分の力ではどうしようもない現実に、 それでも花は咲くのだと。
ただただ目に映る世界を受け入れる日々を、踏みしめ乗り越えることさえ描かれないこの歌は、なんと強じんな精神が必要なのだろう…その地に生きる人々に、それを信ずると。
あまりに過酷なこの歌は、 …なぁ、救いになったのか?
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