ハッキリ言って、結果論者は冷たく思えるかもしれない。
だけど、「人間性を見て決める」ってのをどうやって決めるんだ?って言われたらみんな答えに詰まるでしょう。
どこまで行っても思い込みかもしれないと。
そういう時に、考えるんでなく、「結果を見て判断した」となれば自分を納得させられるだろう。
つまり、そういうこと。
結果論者も実は人間味があって、人間味があるからこそ、「こわくて決められないわ」となる。
それでワリを食う人間がいることもかすかに理解している。
つまり、結果論者っていうのは、暗に「俺が安心したいだけなんだけど、頼むから結果を示してくれ、そしたら絶対デレタイんだから俺も」
という感じの、ツンデレの一種なんだな。
だいたい、結果で人間性なりその人を評価できるなんて思ってる奴なんてまともな奴なら一人もいない。
かりに人間性の現状がそうだとしても、半年後は全然わかったものじゃない。
半年の間になんらかのことを達成した場合、人格が変わるかもしれない。
だからこそ、「結果を何か達成してください」と言ってるわけだ。
ようするに、『人間は半年でなんらか達成するような仕事なりを達成したら想像の外にいるくらい変わる』ってのはわかるから。
と言ってるわけだ。
ようするに、一種の信頼なんだな。