いつも不思議だなーと思っていることがある。
それは、自国の行った戦争犯罪について追及する熱意をみせている一方、
自国の受けた戦争犯罪、他国の行った戦争犯罪について無頓着な(あるいはそのように見える)人が多いこと。
以前「原爆投下は神の罰」という、およそどの立場からしても許しがたい発言があった。
この発言の折、慰安婦や南京関連のエントリをシコシコ積み重ねていただけの人たちがいた。
原爆関連の記事に、彼らのブクマはほとんどと言っていいほどみられなかった。
もちろん、何にリソースを割くかは自由だ。身近な自国の戦争犯罪について述べるのを中心にしてもよい。
ただ全ての戦争犯罪を憎む心が根底にあるのなら、ブログの記事にせずともブクマで「これはひどい」程度の
言及はできたのではないか。クリックして数文字打ち込むだけでその態度は表明できたはずだ。
そのわずかな手間すら惜しんだのであろうか。片手落ち、いや片手両足頭落ちと言っていい。
それとも、他国の戦争犯罪については何とも思っていないのだろうか。
彼らには全ての戦争犯罪を憎む気持ちがあるのかないのか、速やかに表明していただきたい。