2013-11-15

どれだけ努力したって才能のある人には敵わない

中学の時、私は演劇部に入っていた。

そこで二人の先輩がいた。

一人がいつも真面目で努力を怠らない先輩で、もう一人がいつもサボってばかりいる先輩だった。

真面目な先輩が練習している横でもう一人の先輩は私たち後輩と馬鹿話ばかりしていた。

「練習してよ!」といつも叱られていたことをかすかに覚えている。

けれど人気キャラを演じていたのは何故かサボっていた先輩ばかりだった。

その人気キャラは真面目な先輩が演じたがっていたキャラで、毎回演じたいキャラをサボっていた先輩に取られてしまうと嘆いていた。

その上、劇で注目を浴びていたのはサボっていた先輩ばかりで、真面目な先輩はおまけ程度にしか扱われていなかった。

才能と言うには大げさではあるけど、当時の私は努力ではどうしようもないのだろうな、と感づいていた。

そんな私は大人になって、どれだけ努力したって才能ある人に敵うことはないと断言できる。

努力しなきゃ!」と言う人に限って成果が出せないし、遊び感覚で取り組んでいる人のほうが結果が出ている。

そもそも、努力しなくちゃと口を酸っぱく言う人は才能がない人が多い気がする、少なくとも私の周りに努力アピールをして結果が出た人はいない。

努力という言葉は、私たちのような無才に少しの希望を持たせるためだけの言葉に過ぎないのだろうなあ。

  • 努力を表に出す人っていうのは「努力する事」が人に見せる結果であって 努力の末に手に入れた技能・技術は二の次なんだよねぇ

    • でも努力しても報われない凡人が何もアピールせず人知れず努力を重ねた結果は あいつ普段なにやってるのかわからん上にパッとしないからきもいよねって囁かれるだけだぞ? それなら...

  • 元増田の言う努力アピールって、他人に評価される実績を伴わないことだろ? 「練習してます!」「勉強してます!」とか、その程度だったらそりゃ無意味だわ。 例として出した演劇...

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