最近、ブックマークを集めた「SF10作」。今月の電撃の新刊「無限のドリフター」がまさにその「孔雀のように読書量を競う」SFオタが書いた小説だった。
作中の無意味な引用、とりわけSFへの言及。なにより著者近影がハヤカワ文庫だけの書棚の写真に「SFコレクションの置き場がなくなりました」ときたもんだ。こいつはヤバい。真性のキじるしだ。そしてSFのデビュー作がいずれもそうであるように文章が下手だ。イマジネーションがほとばしり過ぎて筆がついていないといえばかっこいいが、単に無邪気にこれまでに読んだSFの真似をしているだけ。
読んだ俺を褒めろ、お前ら。
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