確かに出てくるわけないわなぁ、とも思いつつ、ここは微妙なポイントかもしれん。沖縄に住んでいる人がアイデンティティを語る場合には、今でも標準語の文脈で実際に自らを「ウチナンチュ」と呼んでいる。となるとこれは「単なる日本語の方言」ではなく、沖縄問題の専門用語とも捉えられるから。
また、琉球という名称は中国との冊封をしていた頃がイメージされ、沖縄という名称は廃藩置県以降がイメージされるという傾向があるようだし。ということを踏まえた場合 Ryukyuan (=琉球人)と、ウチナンチュ(=沖縄人=Okinawan)とには微妙な差異がある。
ウチナンチュに「琉球人ではなく敢えて沖縄人」なんてニュアンスないだろ。 現在のあの地域を示す言葉が琉球ではなく沖縄だから「標準語では沖縄人」と訳されてるだけ。 むしろ「沖...