遅ればせながら「空が灰色だから」を読んでたんだけど、
初見殺しというか、よくわからない話だらけのまま終わっちゃった。
結局キャラクタや登場人物の顔が曇って、
あ、今嫌な気持ちなのかな、怖いのかなと思うんだけど、
その理由がすっぽり抜けた感じになる。
その後で解説や感想を読んで、分からないと凹むばっかりだった。
全然楽しくなかった。
例えば、第03巻の熱血きらら先生の話で、満面の笑みの先生と、引きこもりの生徒と、
そうなっちゃったってことは二人の出会いは不幸だったのかなとまでは想像つくものの、
なんでそうなったのかって理由は、解説を読むまでは分からなかった。
至極論理立てて、エピソードを交えて「子供は元気が一番」って話に頷いちゃった後で、
あれこそが先生の押しつけ、モラハラみたいなコメントを読んだ。
「え?え?そうなの?」と動揺した後、実際に生徒がああなっちゃった失敗が読み直せばあるわけで、
コミュ障について書いてる話と期待して読んでたんだけど、
当のコミュ障としては、置いてきぼり感満載。。。