わたしがもし親になったら子供に
なんて絶対に言えない。
そんなの綺麗事。
そんなこと言えるのは自分がそういう経験をしていないか、もしくは無自覚にいじめをしている人だ。
ある時まではどんなに辛かろうが自分の行いは正しいし神仏から見られたら恥ずかしくないから大丈夫と思ってたけども、何も報われることがなかった。
一人ぼっちでどん底に落ちて、誰も手を差し伸べる人はいなくてたった一人でなんとか這い上がって、残ったものはひん曲がった性格のみだった。
明るかった性格も暗くなった。
そんな思いまでして、何も楽しくない。楽しくない生活を送るよりは、
あの時みんなと一緒に彼女を無視して今頃そんな記憶もなく何かに熱中して過ごしていたかった。