2012-06-11

母という障害

母が病んでいる。現在別居状態なのだが、父は週末母の元に出かけ、罵られて疲弊して帰ってくる。たいそう疲れたというような顔をして僕を見る。どうしろというのか。

母に死んでほしい。精神病院に本人は頑として行く気はない。親戚も彼女の実の親も、実の息子の私もお手上げである彼女に近づいた人はみな、気持ちが落ち込む。

僕は貰いたい人である。生きるからはいろいろなものを貰って、知って死にたいと思っている。彼女自分時間をこれ以上捧げることなどまっぴらなのだ

僕のパートナーと今のまま幸せ暮らしたい。母の面倒を見たくない。彼女は、僕の一番大切な人の精神を傷つけるだろう。

僕は母を通して世界を恨んでいる。一方で僕を生んだ世界感謝もしている。僕が死んだ後も、僕のような人や、僕のような悩みのない人を反復して生み続けるこの世界を。

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