気持ちは分かる。しかし自分が何を言ってるのか自覚がないのだろうとも思う。
「止めろ!」であって「止める!」ではないのだ。
つまり、この運動は「俺は人任せをするぞ!」と大声で宣伝しているだけだ。
実際に止めることができるのは誰か?
それは原発運営者自身と、推進し続けた日本国そのものにだけできる。
彼らに向かって「俺はお前らの敵だ!俺の言うことを聞け!」と言うのってさ
どんだけお前偉いのよって話じゃない。 お前は神様か?
この前提が無ければ彼らは話を聞いてくれない。
つまり、本当に彼らを動かしたければ、原発推進を前提に話をするべきだ。
「原発推進するためにも、○○原発はいったん止めたほうがいい」
原発反対派は、まずは、このように言える論拠を用意せよ。
「原発止めたら、民主党の支持率があがるし、原発の安全性をアピールできる機会にもなる。予算・データと比較表はこのとおり」
そしてそれをこっそり推進派として発言するのだ。
それがお互いにとっての勝利となるだろう。