2011-02-08

生まれた順序に対する新しい指摘

自分は第一子。6歳離れた弟が一人いる。これまで初見の人に第一子と当てられることが多かった。理由を問うと「我慢強い」とか「面倒見が良い」とか「気を遣うから」とか言われることがほとんどで,自分が抱いていた第一子に対する印象とも一致していた。

が,先日知人に新しい指摘を受けた。「第一子は大人(というか年長者)を利用するのがうまい」とのこと。

その人曰く,「第一子は大人と接する時間が長いし,それに初めての子だから大人の愛情を(良くも悪くも)一身に受けて,関係度も濃密。大人の事をよく知る機会に恵まれて,ゆえに大人に甘えたり頼み事をしたりするのが上手になる」とのこと。

その人は末っ子末っ子の方が大人の愛情を一身に受けて,甘えやすいのではないのか,と聞くと,「末っ子は特に求めなくても愛情がもらえる。第一子は求めれば自分が欲しい分だけ,きっかり丁度の愛情がもらえる」との返事。

「でも,大人は子供に頼ってもらうのは嬉しがる事が多いから,大人を上手にコントロールする第一子のスキルは大切だと思う」とも言われた。能動の愛情と受動の愛情,ってことですかね。目から鱗の指摘でした

あと,兄弟の中で年長の者は両親が元気なうちに家を出ていけるが,年少者は老いてゆく両親との付き合いが長くなり苦労する,とも指摘された。その通りだと思う。今は自分も弟も家を出てしまって滅多に会う機会はないが,今度弟に会ったら姉貴の事をどう思っていたか聞いてみようと思う。

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