そこを理解してくれるんならそれでいい。
増田のやりとりを見ていて、なんとなく思い出したこと。
女の人はどう思っているか
さて、考えてないからキモチワルい、って言われたって、あなたみたいに恋愛が不得手な男にとって「彼女に対して、どう行動したらいいのか」などについて「ちゃんと自分で考える」なんて、とてもじゃないけど至難の技でしょう。そこでその「能率の良い考えかた」を伝授してくれるのが“トレンド指南本”なり“ナンパ本”なり“恋愛マニュアル本”なりってものなんでしょ、と言いたいかもしれませんが。
何人かの女の人に「マニュアル本に頼る男」についてどう思うか、お話をうかがいました。以下のやりとりは、彼女たちから聞けたいろんな意見を、まるで一人の女性が喋っているかのようにまとめたものです。ブスが喋っていると思うとむかつきますから、美人を想像して読んでください。
──こんど、女性を口説く方法っていうか、恋愛のテクニックっていうか、ようするにモテない男がモテるようになるための本を、書くことになったのよ。
「へえ、それは楽しそうな仕事ね」
──でさー、モテない男っちゅうのは、結局、どうしたらいいのかね?
「まずとにかく、その恋愛のテクニック? そういうたぐいの本を、読まないことね。読んだ時点でダメね。本屋で、そういうテクニック本の棚の前で立ち止まった時に、すでにもう負けてるね」
──いきなり手厳しいですなー。
「ていうかサラリーマンとかだとさー、『ビジネスに勝つ! ナントカの方法』みたいな本読んでる人ほど、いかにも無能そうっていうか、もう読もうって思ったときに終わっているってカンジ? ビジネスに勝ってんのはあんたじゃなくて本の著者だろ、あんた、その本お金出して買ったときに、もう著者に食われてるよビジネスで、みたいな? それとおんなじこと」
──ていうかオレも最初はまさにそう思ってたんだが、仕事ひきうけてから、過去のそういう本、ひととおり読んでさ、感心しちゃったよ。けっこうイイことも書いてあるわけよ。
「本が悪いんじゃなくてさ、マジメな気持ちでそういう本さえ読んでりゃなんとかなる、って思ってる感性がさー、とっても、モテない秘訣だよね」
──(正論だなー、と思いつつも、だんだん腹も立ってきた)だってさあ、どうすれば女と口がきけるか、なかよくなれるか、なんて、すげえ大事なことじゃん。ひょっとすると男の人生でいちばん大事なことかもしれん。なのに誰も教えてくれないじゃん。
「教わることじゃないのよ。なんで活字で書いてあることだと、すぐになんでも信用するかな。マニュアル本なんか読まなくても、ヒントは世の中いっぱいあるじゃん。最初は、映画とかマンガとかドラマとか、バラエティで司会の芸人がアイドルになれなれしい口きいたりしているのとか、ああいうの見て、自分の感性に合うのを、それも、まんまコピーするとバレるから、自分なりに参考にして工夫すればいいのよ」
──そういうトレンドものが感性に合わなくて苦労している奴が読むんだよ。
「だったら昔の小説とかカルトなのとか、なんか自分に合うのを自分で探してくんのよ。なんでそういうとこで自分の頭、使わないかなー。べつに全部ゼロから考えろつってんじゃないのに」
──女だって、そういう本、読むじゃねーかよ。
「失礼ねー、読まないわよ」
──読んでるよ。売れている女性誌って、そういう恋愛論とかの特集ばっかじゃん。
「あれは雑誌よ」
──どう、ちがうんだよ。
「あのね、すごくちがうわよ。書いてあることが同じでも、雑誌は雑誌だもん。第一、値段が安いでしょ」
──ケチなだけじゃねえか。
「ちがうわよ。その特集以外にも、いろんな情報が載っているでしょ。どうしたら男にモテるかって特集がすごく読みたくても、安くて他のことも載っていれば、買うときにシャレですむっていうか、自分にイイワケが立つのよ。部屋にあって親や友達に見られても恥ずかしくないし」
──それ、なんか、ずるいなあ。素直じゃないじゃないか。
「そんなことで素直になってどうすんのよ。余裕もたせてんのよ。人間としての最低のタシナミを守ってるのよ。だって彼氏いない女の子、みんなすごい切実よ。その切実さったら悪いけど男性の比じゃないわよ。だけど、だからって、すっごい目ぇ血走らせてマジな顔でオトコオトコっとかってなったら、おしまいじゃない。男の人だってそんな女イヤでしょ。それといっしょで、自分がモテないことにホントにマジで苦しんでいる男って、たいへんだなって同情はするけど、その同情が愛に変わることはゼッタイないわね。はっきりいうとキモチワルい。
……
「だいいち、そういうマニュアル本って、女性一般の攻略法でしょ。まあそれは女性誌もそうだけどさ。せいぜいB型はこう攻めろとか、お嬢様タイプはこうだろとか、そのてーどの分類でしょ。冗談じゃないわよ。あたしはどこにいるのよ。あたしを口説きたいんでしょ。しかも口説きかたも本に書いてあるとーりのテクニックで、自分の個性すら無いじゃない。恋愛とかセックスとかって、一人ひとりやりかたが微妙に違ってて、それが楽しいのに」
……
「そういう人って、あたしが好きなんじゃなくて、ただ彼女が欲しいだけなんでしょ。でも「ただ彼女が欲しい」なんて、いくら切実でも、そんなのないわよ。女の子でもそういう、とにかく彼氏欲しいって言うコいるけど、友達からバカって言われているわよ。誰でもいいんだったら、それはアソビよ。でもアソビならアソビで「セックスさせて」ってキッパリ言われたほうがわかりやすいし、対処のしようもあるわよ」
……
「思い詰めてるバカはバカ同士でくっつけば? あ、でも自分と同じだから、バカ男のことキモチワルがりはしないと思うけど、バカなコってバカなほど要求とかプライド高かったりするから「とにかく彼氏欲しー」とか言ってたくせに、顔とか性格とか、すぐつべこべ言うよ。男もそういう男は、そうでしょ? だからいっとき押し切ってくっついても、すぐお互いに失望してダメんなって、お互いキズつくんでしょ。バカでー」
この本、すげー面白いから、こういうことに興味がある人は、読むがよろし。
言ってなくても連日連夜引きずりだして叩きたいくせになにいってんのお前?
そしてオタクは見下すにぴったりのエタヒニンだってわけだ。
こうして話していくと、段々と言葉の範囲が狭くなってきていいよね。
そうすると、テニヌを本物のテニスと信じている奴がダメって話でしょ。
それならそれでいいんじゃないかな。
間違い。つうか正反対。
需要の問題っしょ
と、
という傾向があるだけっしょ
どんなジャンルだってリアル志向とファンタジー志向とで住み分けされてる。
格闘はやってる人少ないし戦争は日本人じゃ大抵やってないし、殆どが未経験者。
だから、リアル系格闘漫画もあれば気を出したりするような格闘漫画もある。
それに、戦争モノで多少の嘘表現されても、それを嘘だと見抜ける日本人は少ない。
料理漫画の殆どは実際にありそうな料理で、現実の地名や取材に基づいたネタがでてくるでしょ。
それも料理は万人が触れた事のあるものだからだし。
トリコみたいな例外もあるけど、ファンタジーと割り切った表現だから許容されてる。
恋愛はというと格闘や戦争に比べたら圧倒的に経験者が多いから「リアルさが~」という人が多いのは当然。
でも恋愛を創作物に求める必用のある人は未経験者の方が多いだろうからそういうマニア層向けにとっぴなのも需要あるのかもだけど。
リアルなものを知っていたら、虚構を虚構として楽しめるかどうかって問題とは別に、違和感感じて一気に醒めるというのはある。
例えるなら、美味しんぼにいきなりトリコの野菜が出てきたりしたら醒めるだろ。
虚構の中のバランスがおかしくなった時に、虚構がくずれるっつーの?
そういう感じ。
元々は、「障碍者」という表記(碍も、石へんに疑という字の俗字に過ぎないのだが)
単に、生きていく上での身体的・精神的さまたげという意味でしかない
それを碍を害と置き換えたことから勘違いが始まった
害をひらがなにするなんて本末転倒
本来の「障碍者」こそが正しい表記
私には障害の「害」という字をひらがなにして逆にそれだけを強調しているようにしか見えないからだ。
それに障害者は常人には無い様々な障害を乗り越えて強く生きる者という意味だ、だからそれは恥じたり不快に思う事ではないと思う。
もしも障害者であることを嘲笑う人が居ても気にしてはいけない。
何故ならそれは目に見えない部分を欠いて生まれた「障がい者」なのだから。
まぁそういう意味ではオタクの言う「恋愛」はテニスの王子様キャラの言う「テニス」と同じくらいの意味なのかな。
上の増田も言ってるけど、たまにあのテニスが現実だと言いだす(ウィンブルドンマジしょべえwww的な言説)変な奴がいるからややこしくなるんだよね。
だったらオタク側も「現実はクズ!」とかことさらに主張しなくていいってことだよね。
そういうこと言ってこないんだったら、お互い不可視だし、何も言わんよ。こっちも。
しなくていいんだよめんどくせえな。
お前は自分と意見の違う他人がいたら罵倒して引きこもらせないと気が済まんのかね?
ああ、だから現実が生きやすいのか。
で、恋愛は大多数の人が「よく知っていること」だから許容出来ない人が多いと。
それを言い出すと、「気の力で相手を吹き飛ばす」とか失笑ものでしょう。
でも、大抵の人は虚構だからとして受け入れるのですよ。
「財閥のお嬢様」なんて設定の人間が、広大な敷地の学園で好き放題とかも、馬鹿馬鹿しいですよね。
でも、虚構として消費するのですよ。
とすると、それを虚構として消費できなくなるのには、それがリアルな物であると評価されていると言うことです。
虚構にハマってる奴から「現実はクズwww」とか主張されたら、そりゃ反論したくもなるでしょ。
ここはいいですか?
虚構は、自分が気に入った虚構なのだから、当然その当人にとっては素敵な物です。
ここもいいですか?
その虚構が現実的である必要性がどこにあるのでしょうかね。
なぜ、虚構を虚構として消費できないのでしょうか。
なんかもう性別ってめんどくせぇえええええええ