細かく言えば、どうしてその会話がネトウヨ批判につながるのか、「増田が」その人をレイシストだと思うのはなぜか、どういうふうにイメージが変わっていくことを想定して危ぶんでいるのか、その変化を悪いことだと思うのはなぜか、それが悪いことだとしてネトウヨに黙れと求める正当性はどこにあるのか。
レンホウとかいう馬鹿が、世界一位に意味はあるの?とか聞いてたってことだ
べつに科学者だって世界一位は成り行きでなったら嬉しいけど、重要なことだとは思ってないだろう
じゃあなぜ世界一位にこだわるのかって
文系のために世界一位なんですよって説明してあげてるだけの話だ
人間の「思い込み」というのも、あまり無視できないんじゃなかろうか。プラシーボ効果というのもあるし。
ここで「メシ」とは、ある程度常識的な方法で調理され、外部から付与されるものとする。そのようなある任意のメシが「美味い」か「不味い」かは、その瞬間の脳の状態に因る部分がかなり多いんじゃなかろうかと。
よく言われることだけれど、学校という箱は牢獄に似ている。コンクリートの壁が、リノリウムの廊下が足枷となっていて、仕切られたひとつひとつの教室が、割り振られた各々の机が鉄球と繋がった鎖となっている。閉じ込められた囚人達はなかなかガラスとアルミからなる窓から飛び出していくことができない。
確かに、中には無理やり牢を脱獄していく者もいる。けれどそれらの人物は一様に例外中の例外であって、そもそもが学校という箱の中に納まりきらない、もしくは納まることができなかった異端者ばかりなのだ。大概の生徒はなにが起きているのかも分からないままに鎖に繋がれてしまっている。繋がれていることにも、投獄されていることにも気が付かない幸せ者もたくさんいるけれど、私のように気づいてしまう愚か者もそれ相応に溢れている。
集団は、そこに集団が形成された瞬間から社会性を有すものだ、と私に教えてくれたのは、中学校に通っていた頃の変わり者だった。社会性が存在するということは、すなわちそこにはカーストが生じ、相互の、もしくは一方的な関係が誕生するのだ、と。
なくなって久しいと思っていた牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけていた。彼の名前はなんといったのだろう。表情と、滔々と述べられた数多の発言は強く記憶に残っているというのに、肝心の名前が思い出せなかった。クラスメイトどころか、学校中から、ひいては教師達からも距離を置かれていた彼は、中学二年の秋から学校に来なくなった。
誰もいない教室で、窓際の自らの席に座って頬杖を突く。遠く、どこか他の教室の中で話しているらしい女子生徒の声を微かに耳にしながら、私はぼんやりと、見るともなしにグラウンドに散らばった各部活動の活動を眺め降ろしていた。少し黄色がかった空に、長細い雲が浮かんでいる。先ほどから少しも動いていないようにも見えたし、とても長い距離を流れ滑ってきたようにも見えた。鳥が羽ばたきながら勢いよく姿を消していく。
夕暮れというのは面白い時間だと思う。明確に日付が代わる真夜中のその瞬間よりも、鮮やかに一日の終焉を伝えてくるからだ。
郷愁のような物悲しさ。
厳密に言うのならば、まだ夕暮れと呼ぶには早かったものの、色付きかけた青色の空はひしひしと望郷の念を思い起こさせていた。
それにしても、どうして私は夕暮れ時に切なくなるのだろう。離れてしまった故郷があるわけでもないのだ。私はこの街で生まれ、この街で育ってきた。だから、郷愁を抱くわけも道理もないというのに。
あるいは、幼い頃になにか強烈な出来事を経験したのだろうか。それとも、外部から与えられた『夕暮れは物悲しいものだ』という概念に毒されてしまったのだろうか。もしくは、生物本能として、二重らせん構造の中に、ひとつひとつの塩基の中に太古の昔に経験した物悲しさが記憶されているのかもしれない。
人を含め、万物の生命体は元を辿れば海へと行き着き、稚拙な細胞群へと集約されるのだという。それから現在に至るまでにそれぞれの生物が見た景色を、私は深層心理よりも奥深くに大切に補完しているのかもしれなかった。
何の役にも立たない妄想から意識を引き上げてほっと息を吐くと、少しだけ肩から重石が外されたような気がした。こういったことを考えてしまうのは、間違いなく中学生の頃の彼の影響だった。名前も思い出せない瓶底眼鏡君は、今でも確かに私の影に潜んでいて知らず知らずの内に意思決定を巡る過程の中で暗躍している。
「あなたは私と同じにおいがするよね」
そう、先日陸上部の深海さんに言わせてしまったのも、もしかしたら暗躍する瓶底眼鏡君のせいなのかもしれない。私の意識は数日前の放課後に、鮮やかな朱に染まっていた昇降口へ遡っていく。
「雨は好き?」
いつものように時間を潰して帰ろうとして折りに、靴箱の前で唐突にそう話しかけられた。振り返った私は、綺麗な微笑を湛えた深海さんに見つめられたまま返事をすることができなかった。
「私はね、結構好きなんだよ。雨そのものというよりかは、雨が振っている雰囲気というのが」
眼差しは、あなたはどう、と訊ねてきていた。私は首を傾げ、いまは降っていない雨のことを考え、陰鬱な湿り気を帯びた気配を想像してから、それほどでもないと答えた。
それほどでもない。私は雨にあまり良い思い出がないのだ。
微笑む新海さんは、その微笑を消し去るどころか一層壮艶なものに変化させてからやっぱりと言った。
「やっぱり、あなたと私は同じにおいがするよね」
言葉の意味を尋ねなかったことを、私は後悔するべきなのかもしれない。こうして誰もいない教室でひとり机に腰かけている今に至るまでその真意がまったく分からなかった。たぶん、これからも一片でさえ分からないのだろう。
その後、深海さんはじゃあと手を振って、するりと昇降口から外へ向かっていった。取り残されたのは私だけ。あるいは、私と昇降口に差し込んでいた夕陽だけだった。立ち昇った埃が煌めいていたのが、やけにノスタルジーな気配を含んでいた。昇降口には忘れ去られた物品が纏う物悲しい忘却に溢れていたような気がする。
彼はどこへ行ってしまったのだろう。グラウンドを眺める私に、再び瓶底眼鏡君の顔が浮かんできた。我々は決起しなければならないのだ。拳を高く握り締めていた後姿と一緒に。
視線の先で、陸上部が活動を続けている。ひとりひとりの容姿の違いはここからでは判別できない。みんな似たようなジャージに身を包んでさっきから走り込みを続けている。走っては、隣の人と話しながら歩き帰って来て、再び位置につく。反復練習を続ける集団の中に、きっと深海さんも混ざっている。
ふと集団の中の誰かが立ち止まった。顔は校舎の方を向いている。立ち尽くして、何かを探すように視線が動いているようだった。
そして、私は認識する。その人物が深海なつみであり、彼女が私を見つけて微笑んだことを。
どうして人物が彼女と判明したのか、表情まで見えてしまったのか分からないが、その刹那に私はたくさんのことを理解した。なぜ彼女が私に同じにおいを嗅いだのか、どうして彼の名前が思い出せないのか、彼女がいつも微笑んでいる理由と、夕暮れ時に人が物悲しくなってしまう原因を。理解させられてしまった。
堪らなくなって、私は思いがけず席を立つ。全身が、他の意識に乗り移られたように火照っていた。羞恥、憤怒、悲愴、愛憎――そのどれとも呼ぶことのできない感情が昂ぶって、一度大きく爆ぜてしまっていた。
廊下を、口許を掌で覆いながら早足で過ぎていく。
思えば、昔これと似たような感覚を得たことがあったような気がする。母が柚子を買ってきたときだった。剥くこともせずにかぶりついた柑橘のぶ厚い表皮はとても苦くて、渋くて、痛くて、痺れを伴っていて、とてつもない刺激となって私の口の中を駆け巡ったのだった。
そう、あの刺激だ。いまも私の口の中にはあの時の味が、感覚が広がっている。
視界を滲ませながら、私は一目散に帰らなければならないと考えていた。
ここではないどこかへ、逃げるようにして向かわなければならないと思わないわけにはいかなかった。
この前、小便しようとトイレの扉開けたら、中に妹がいた。
「え?」「あ」
俺たちは同時に声を漏らした。そしてお互い見つめ合ったまま黙り込んでしまった。ちょろちょろと妹が流すおしっこの音だけがトイレ内に流れていた。遅れてツンとアンモニアの刺激臭が鼻腔を突いた。
しばらくしてぴっぴっ、と妹の秘部から黄金色の液体が途切れ途切れに勢いよく飛び出す。何と無く、下腹部がひくひく痙攣するように震えているようにも見えた。そしておしっこは止んだ。
水音が止んだ頃になってようやく、俺は思い出したように、
「ご、ごめん!」
と謝って、ビデのボタンを押してから急いで扉を閉めた。
「あッ」
扉を隔てて、妹の喘ぐような短い悲鳴と再度の水音が聞こえた。
家に妹がいるとこういうことがあるからホント困る。
「根拠を示せ」って、どんな根拠を示せば良かったんだろうか。
二股をかけないなら非処女だろうが全く問題ないのではないのか?
逆に二股をかける処女だったら俺なら速攻で別れる。処女だろうが何だろうが、彼女は俺に満足しなかったということであり、俺もそんな彼女を満足させる気になれないね。
とりあえず、君が主張したいことは私の主張とはあまり関係の無い事についてであるということは分かった。
「君に最も言いたいことは、最も愛すべき女性が数多の男性を喜ばせた女性であっても、それはまったく汚れてはいないと言うことだ。」
私は汚れているとは言っていない。他人の子を妊娠している可能性が0ではなくなるという点において、結婚を目的とした場合には不利な要素を持つとは言ったが。
私の記事の趣意は、女性が自分の処女をどのように捨てるかを考える際の参考情報を提供することであるので、男がどうするべきかとはあまり関連しないのだ。
あー。たまに人懐っこいおっちゃんとかから話しかけられるのは結構楽しいなー。
何か嬉しげに話をしてくるのを適当に頷きながら聞くのはそんなに嫌いではない。
(何か仕事してたりとか忙しかったりって時はやだけど)
ちょっとした御本尊気分ですよ!
最後の方からネトウヨと同じにおいを感じた。
うんざりするのは分るけど、人の意見を否定するなら根拠を示すべきだと思う。相手に嫌な思いをさせるだけで不毛だから。
意見が違うんだから、増田にとっての正解や常識とネトウヨのそれは違う。「恥ずかしい」とか「外人の目から見たら」とか、だからなに? って話になる。「こういう奴らに考え方を変えろだなんて言ったって変わらないだろうから、勝手だろうが、言わせてもらいたい。」って、ネトウヨも思ってるんじゃないかな。言うのは構わないんだけど、理屈にはあってない。
むかし私目線でいう「朝鮮人を差別するネトウヨ」にその理由を聞いたら、朝鮮人の悪事を書いた記事のコピペや荒らしばかりで、お前には分んないとか日本の恥だとか、朝鮮人乙wwwとか左翼教育の犠牲者だとか、散々言われたよ。質問には答えてもらえず議論にもならない。
増田は彼らよりずっと上品だし意見も近いのだけど。うまく言えなくて、ただの中傷になっていたら申し訳ない。貶したいわけじゃないんでマイルドな感じに読んでもらえたら嬉しいです。
すまない。少々、語気を荒げてしまったようだ。
あくまで「処女性」で「女性の価値」を決めてしまうことは如何なものだろうかと君に問いかけたかっただけなんだ。
傾向を用意して非処女は尻軽であると答えづけてしまった場合、我々が操を捧げるべきは処女のみであると言うことになりかねない。
そうなってしまえば我々に何かしらの好意を向けてくれた女性に失礼ではないかね、とも。
すまない。再び語気を荒げてしまった。
君に最も言いたいことは、最も愛すべき女性が数多の男性を喜ばせた女性であっても、それはまったく汚れてはいないと言うことだ。
本当に必要な事など愛すべき女性が誰であろうが操を捧げてこころから愛すべきことだけだろう。膜の一つや二つちっぽけではないか。
つまりだ、つまりいいたいことはお姉様最強ではないかねということなのだ。
私の主張と関係の無い主張ばかりで困ってしまうのだが、
「しかし彼女たちは尻軽でありビッチであり淘汰するべき存在か?」
そんな事は言っていないし、そもそも特定個人について論じていない。なぜ誰かを淘汰するなどという話になる?
念の為にもう一度私の主張の該当する箇所を書けば、
例えばここで日本人からランダムサンプリングした集団Aと集団Bを考える。
私の主張は身持ちの堅さの平均値はAのほうが高い、だ。
街で知らない人に声かけられたらわくわくする?
(実際ないけど、ナンパでも勧誘でもその他の怪しげな何かでもないことが分かっていたとして。)
自分はわくわくする方なんだが、道行く人が冷たく見えた。いきなり声をかける=ナンパか勧誘、という図式が成り立つ世の中なので「なにコイツ」という反応も当然といえば当然なんだけども、もしそうでなく、単にちょっとお話しましょう、ということなら話をしたい? 面倒くさい? 状況や相手による?
自分が恵まれてる立場だって自覚した方がいい
自分が恵まれている立場だとは思いません。
旅の終わり頃、同じドミトリーに泊まったアイルランド人と飲みに行ったんだが
去年アジアを色々回ってきたみたいで、日本に行った時のこういう話をしてた。
「日本人の若い男と話したんだけど、そいつはすごく日本っていう国にプライドを持ってるみたいでさ。
何かというと日本はどうだ、日本人はどういう感じだとかいう質問をしてくんのよ。
もちろん悪いことは言えないし、実際悪い感想は持ってなかったからさ、
いい感想を持ってるよっていうと、奴はものすごく満足そうだった。
アジアを色々と回ってるんだよって俺が話したら、奴は色々と喋り出してそれがひどかった。
奴はアジアの中でも日本はスペシャルな国だってことを俺に伝えたいみたいでさ。
奴らはマナーも悪いし、文明国じゃねぇし、嘘つきで、何かとすぐコピーするけど、
日本人は礼儀正しく、文化的にも経済的にもいろんな面で優れているんだってしつこいくらいに言ってきたよ。
まぁ英語もたどたどしいからそんな表現になったのかもしれないが、あんまりだからうんざりしたぜ。
ほとんどレイシストだったよ。
その場はそういう奴もいるよなって流したのだが、内心俺はものすごく恥ずかしかった。
いわゆるネトウヨと呼ばれるような奴なんだろう。
だけど、そういうのはネット上だけだと思ってた。
だからいくらそういう表現を目にしても気にも止めなかった。でも、そうじゃなかった。
そういう奴がリアルに存在して、外国人にまでこういうことを喋ってるなんて信じられなかった。
リアルにこういうことを喋る奴も増えているとすれば、日本人のイメージも変わっていくかもしれない。
日本人のイメージが悪くなるからやめろなんて勝手な言い分かもしれない。
だけど、こういう奴らの考え方を変えるのはひどく大変なことだから、勝手だろうが、少なくとも言わせてもらいたい。
せめて、外国人と話すときはそういうことを喋らないでくれ、頼む。
引用開始
「米大統領まで報告がいくような重大問題だ。我々に相談もせずに、鳩山首相がこういう発言をするとはどういうつもりか・・・」
10月12日午前、東京都内のホテル。キャンベル米国務次官補は武正公一副大臣に会うなり、怒りをあらわにしてまくし立てた・・・
引用終わり
これは11月10日の毎日新聞一面トップに掲載されていた「日米漂流」─オバマ大統領来日を前に、と題する特集記事の冒頭の部分である。
鳩山首相が2日前に北京で開かれた日中韓3カ国首脳会談の冒頭で、「今までややもすると米国に依存しすぎていた。アジアをもっと重視する政策をつくりあげていきたい」と語った事についてのキャンベル米国務次官補の反応であるという。
もしやとは思うが、私が最初に書いた「容姿、性格、家柄その他の条件が同じ」という部分は理解しているか?当然年齢も同じだ。(念のために後で本文にも年齢と追加しておこう)
例えばここで日本人からランダムサンプリングした集団Aと集団Bを考える。
私の主張は身持ちの堅さの平均値はAのほうが高い、となる。
君の主張は平均値に差は無い、もしくはBのほうが高い、であるように見える。
そしてそうであるなら、君に対して説明する方法はちょっと思いつかない。性交渉している人は性交渉していない人より貞淑だということだろうから。
他人の不幸で飯が美味いってアレ。
俺は酷い人間なので他人の不幸話で興奮したり心躍ったりするし、
結果として体温や脈拍は上がるけど、それで味覚にまで影響はしない。
体の調子が良くなると細やかに味を感じ取れるようになるとしても、美味しさが増すという現象ではない。
誰でもできることが、増田にはできない