2008-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20081222195924

→こちらに修正して転載すた。http://d.hatena.ne.jp/maskin-monotonicity/20081222/

1.池田さんがいいこと言っているかどうか、というのは分野による。

2.経済学系の記述はおそらくかなりまだ信頼性の高い記述もおおい。というか、この分野はわたしがよく知らない。

3.技術系の記述は、まあ、主張を信じるのは話半分でよい。

4.哲学倫理系の記述は、だめだめでもないけどそれほどよくもない。まあ、こんなもんか。

5.上司とするには、やめてほしい。この点については、池田氏とこれまで仕事で関わってきた諸氏からの情報総合的に判断。私怨で人を困らせすぎる。暴れん坊。思い込みが激しい。

6.仕事人として付き合いたいかどうかはともかく、優秀な人ではあるだろう。

7.学者は間違ったことを言う、のは当然。間違ったことを言わない学者などいない。学問はそもそも常に仮説でしかない。学問とは、より妥当な議論を可能にする知識の継承、発展のフレームワークなのであって、間違ったことをいわないことが学問なのではない。

8.a.自分のよく知らないことについては発言せず妥当性が高いと思われることについてしか発言しない口数が少ないが誠実な学者と、b.自分のよく知らないことであっても果敢に思考し、学問間のネットワーキングを図り、啓蒙することに価値を見いだす学者 という二種類の学者がいるのだとすれば、池田さんは後者(b)の部類に属する。(a)の部類の学者が嫌いな人もいれば、(b)の部類の学者が嫌いな人もいる。(b)の途を選び取った学者は、しばしば間違いを言う。しかし、そのことの是非は、「学者」の発言が社会的にどのように扱われるのかという文脈形成も込みで考えられなければならない。「学者A」の発言が即座に、社会的影響力を与え、間違いが甚大な被害を与える可能性をある場合には、(a)のような発言が推奨されるかもしれない。全国放送のTVカメラの前で、軽々しいことを言う学者は非難されてしかるべきである。しかし、「学者B」の発言が、リテラシーのある程度高い相手に向けて、「学者が常に正しいことをいうわけではない」ことを前提にしているようなコミュニケーションが成り立つ場合には、(b)のような態度が推奨されるかもしれない。池田氏ブログの影響力はかつて、リテラシーがある程度まで高い層に限定して書かれていた。しかし、有名になるにつれて、その影響力は変化しつつある。よって、(b)のような態度を諸手を挙げて推奨するわけにもいかない。しかし、(b)の立ち位置を担う学者ポジションをまったく評価しない、というのはありえない。

追記1 2008/12/23

上記「8」は次のように言い換えることも可能である。

上記の記述は多少よく書きすぎている、との意見はもちろん一定以上、妥当である。

間違いをしばしば発言するインテリは、そのような態度をとる自分をしばしば「今コレが間違いであるという以上に、発言していくこと自体の意味が裏に何かある」という別の合理性を担保している場合が多い。たとえば、コンスタティヴな価値に対する、パフォーマティヴな態度を称揚するといった合理性は代表的なもの。池田さんの基準がいかなるものであるかについては、わたしはあまり池田ウォチャーでもないので正確にはわからないし、評価できない。が、しかし、個別の発言の妥当性以外のなんらかの合理性を彼自身の中では担保しながらしゃべっていることはほぼ確かだと思う。

 ただし、そういった別の合理性が持ち出されるすぎると、個別の発言における「今言っていることのことが正しいかどうか」ということに対するチェックが甘くなる、という現象はしばしば起きる。学者の発言について、個別の発言の妥当性の高さだけが、学者を評価する基準だという思い込みは、知のシステムの多様性・効率性を著しく阻害する。だが、学者の発言が、非学者層の発言と同程度に妥当性の低い発言を連発してもよいという基準もまた、知のシステムの多様性・効率性を著しく阻害する。

 両者のバランスをどこでとるか、ということは難しい。

 池田さんが何をしたいのかは知らない。なので、池田さんの考える、個々の発言とは別の水準の合理性が何なのかがわからない限り、池田さんを評価しようとおもったとき、「とりあえず」個別の発言の妥当性という基準を適用することには一定の合理性がある。だが、その合理性が合理性の一部でしかないことを考えるべきである。それは「とりあえず」の一部の評価の合理性でしかない。

*この「追記」の記述は、東浩紀と、東批判者たちについても同様に適用可能。ただ、東さんは明確に自らの価値アジェンダ・セッティングという行為の中に見つけているとは思われるので、池田さんと比べると、「担保すべきだと考えている別の合理性」の水準が理解しやすい人だという印象はある。

追記2

fromはてぶ

「なんで支持者も不支持者も、人格人間性で主張の妥当性を判断しようとするのか。「人」を信頼してはいけない。面倒でも個々の主張についていちいち信用すべきか否かを検討すべき」

 もちろん、それも一つの合理的な態度だとは思う。しかし、「人」や「組織」をある程度まで、使い勝手のいい単位だとしておかないと成り立たないところもやっぱりある

 たとえば、わたしがよく知ってるor考えていることであれば、そのことについて「××さんが言った」「○○さんが言った」ではなく、主張の内容レベルでの判断はもちろん可能だし、できる。そういうときには「人」という単位はほとんど機能しない。単に主張Aを言っている人がいて、主張Bを言った人がいた、という程度の意味合いしかない。

 しかし、わたしが全く知らないことをはじめて知ろうと思ったら、まずは「人」「組織」「定評のある本」に対してある程度まで高い信頼を置いて、そこから情報を得るというのはとても効率的で、合理的な行動になってしまう。それは、わたしにとっては検討しようのないことなので、「人」や「組織」や「定評のある本」を採用するしかない。不案内な分野の入門書を読むときに、「ハーバード大学教授で、全般に頭良さそうな人が書いている最新の本」と、「三流大学教授の、いまひとつ何を言っているかわからない10年前の本」で対立している主張があり、わたし自身に、その対立を検討するための十分な情報がないのであれば、「へぇ、対立する議論もあるんだなぁ」というぐらいに思いはする。でも、とりあえずはハーバード大学教授の言っていることのほうが「たぶん、こっちのほうが妥当なんだろうな。よくわかんないけど」という形で、ある程度、組織とか評判を信じてしまうよね。

 我々は、出会った知識の全てを検討するだけの無限時間などは与えられていないので、誰がよりよいことをいってそうか、どの本が最も定評のある本か、ということは、「より、まっとうそうな知」を得ていくための効率性にかかわることになる。はじめて仕入れるたぐいの知識が、いままでの自分経験上/知識の上で整合性があるかどうか、ぐらいのことは考えられるけれども、分野が遠くなれば遠くなるほど、「とりあえず、たぶん、この人の言うことはかなりの度合いでレベルが高いはず」という情報はとても役に立つ。教える-学ぶ関係においては、そういう「権威」がもっている効率性の問題は避けて通れない。

 理想的には、おおざっぱなクオリティ選別の効率性を機能させるために存在している権威や評判のようなシステムよりも、一つ一つの主張の妥当性を検討できるような態度に至れることのほうが望ましいのは言うまでもない。だけれども、わたしたちは、能力にも知識にも限界があって、そういうことができない。だから、権威や評判のシステムをわたしは利用するし、今後も利用し続ける。

追記3

http://anond.hatelabo.jp/20081223163942

クルーグマン経済学受賞に関する記事なんだけど、ここからトラバ先をたどると経済学blogでの池田氏への批判の主なものは見られるんじゃないかなあ。

http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20081014

だそうです。

まあ、山岸俊男風?にいえば「信頼」性はともかく、誰かが池田の発言に対しては必ずレビューをしているという意味での「安心」の対象としては機能しやすいとか言ういいいかたはできるかもなぁ。それがインターネットというもののよさというか。手間かかるけどね。

追記4

池田ファン扱いされた…なんという微妙な気分。これが池田効果か。

わたしはそれほど熱心な池田読者ではない、…と自分ではおもっています。

実際、エントリ100個も読んでないんじゃないかな。

むしろ、池田被害者

追記5 

上記の記事に対してid:lets_skeptic氏から、よいコメントをいただいた。

http://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20081224

そもそも問題は「間違ったことを言う」ことなのだろうか?「畑違いの分野に言及する」ことなのだろうか?違うと思うのだ。

自分が断言したことでも間違っていれば撤回する(必要に応じて訂正する)という誠実さ。自分が言及すること(したこと)をきちんと知ろうとしているか?という知的誠実さ。求められているのは、そんな当たり前の誠実さじゃないんだろうか。

主張の信頼性は基本的に別問題です。といっても、誠実な人ならば「ろくに調べずにものを言っている」「無根拠の思いつきを言っている」「嘘をついている」という可能性は、不誠実な人に比べて相対的に低くなるので、関係がゼロだとは思いません。

議論の建て方として「誠実さ」という別の軸を立てられる、というのはいい指摘だと思う。インター・ディシプリナリだからと言って許されるわけでない。ただ、わがままを言えば「追記1」に書いた部分についても一応目を通していただければ幸い。追記1、はこういう批判に対する防御線として書いたわけだけれども、かえって問題の建て方を曖昧にしてしまったようで反省。「インターディシプリナリ志向であれば、誠実でなくとも許される」として、確かに読めてしまう。

で、発言の「誠実さ」と、個別の発言の「信頼性」が別問題であり、問題を分けて考えるべきだ、というのも、その通りだとおもう。(その点については、上にちょこっと書いた、山岸俊男氏の「安心」と「信頼」の区分にも通じる問題系である)

そして、その基準でもって池田さんを論じることは、意味があるだろうと思う。

ただ、もちろん、だからといって、先に挙げたわたしの、区分そのものが<一般的な区分として>まったく無意味なものだ、ということを認めるわけではない。また、<池田さんに対して>わたしが挙げた基準で判断をすることが適当か、という点については、いくつかの基準のうちの一つとしては、やはり適当だと思う。論じる基準が、一つである必要はない。論じるべきは、どの基準が最も正しいか、ではなく、、基準A「誠実さ」の問題と、基準B「学者としてのアプローチの違い」の問題と、どちらが池田さんを論じる上でより重要な問題とすべきか、ということになる。その点は、どっちなんだろうなぁ。前者かもしれない。

それと、lets_skeptic氏は知っている話だとは思うが、さらにやっかいな話をもう一点してフォローしておくと、パフォーマティヴな発言の「誠実さ」というのはとても評価がめんどくさい。

議論のための議論のように聞こえてしまったら恐縮だが、

たとえば、

1.「XXがよりよいことなので、みんなで××にコミットすべきだ」と発言があり、

2.XXがぜんぜんダメでぽしゃった

3.しかし、原因はXXがそもそもへぼかったからではなく、みんながXXにコミットしなかったことが原因である可能性がある。(つまり、みんなが××をしていれば、××はほんとうによりよいことだった)

というようなことがあったとする。

このとき、「XXがよりよい」と発言していた人は、「間違ったことを言った」とどこまで言えるだろうか。

もちろん、「現時点の観測からすると、結果的には間違っていた」といえる。その限りで詫びてもよい。

しかし、「現時点の観測からすると、間違っているように見えるかもしれないが、やっぱり私の言っていたことは正しい。みんながコミットしなかったことにこそ原因がある。だから、わたしは、一時的に、結果的に間違っているかもしれないが、××はただしい、と言い続けるし、そのことについては謝らない」という人がいたとして、その人の「誠実さ」とはどのように評価可能だろうか。

わたしの知っている人のうち、この手のパフォーマティヴな価値に言及しようというようなタイプの人、(ネガティヴな言い方をすれば、自己成就予言的な性質のある話をしている人)というのは、議論するとやっかい、つーか、めんどくさい、つーか、並大抵のことでは謝らない。この手の人々に対して、「誠実さ」とか言い出すと、話がズレることが多い。

データみせても、「いや、現時点でのそういう結果を出されても、それはぼくの言っていることの根本的な反論にはまったくなってなくて…」といわれて議論にならないことが多い。かなり理論的なところで闘う以外に手がない場合が多い。人によっては、理論的なところですら闘えないような話をする人も多い……。これが、「ムー大陸が~」とかって言うタイプの人だったら、「DQN乙」で終わってよい場合も多いけれど、、ガチインテリの人でもこういう話はけっこうやる。こうなると、どこまでが謝ったりする範囲で、どこまでが謝らなくていい範囲なのかが、遠目にみると混迷を極めているように見え、エンドレス不毛な会話がなされる場合がけっこうある。

というわけで、結局何が言いたいのか、というと、

・「誠実さ」概念をめぐる指摘には同意するし、すばらしい指摘だとは思います。

・だけれども、「誠実さ」という変数だけで全部解決しようとしても、そこでもまた、ディスコミュニケーションは起こりうるのでは?

 まあ、自己成就予言的な話をするとき、それは社会科学者ではなく、批評家とか政治家とか呼ばれるたぐいのものになってしまう、という解釈もありうるんだろうけれど。政治的/批評的行為によって、理論の実証を目指してるんだ、という言い方もできるので、そういうことを言い始めると、社会科学における「科学的」と認められる発言の境界線はどこに引けるのか、ということになってくるので、わたしの手には扱いあぐねる。たぶん、科学哲学的にアツいところなのだろうけれど。そこらへんの話については、わたしはぜんぜん科学哲学についてフォローしているとは言えない人間なのでlets_skepticさんのような人から教えを請いたいぐらいの話です。

***

しかし、やっぱり、増田なんかで書くとどうしても脇の甘い書き方をガンガンとしてしまうなぁ。まあ、脇が甘くても、「たかが所詮は増田記述」だと思われ、その程度によまれればいい、ということを期待してしまっている自分がいるから、そういう書き方になるのだろうけれども。

それと、トラックバック先のskeptic氏へのはてブコメント

「豹変できないからこそ君子と呼ばれないのだ。誤字や言い間違いレベルの些細なことですら、ちょっと謝って訂正して感謝する程度のことが出来ない人が多い/ただ、誠実な人に限って「当たり前」以上の誠実さで潰れる」

もまた、的を得た指摘だと思われる。

結局、誠実…というか、ノイズを気にせずになんでもかんでも答えずにはおけないような人は、たとて、どんなに頭がよく、<知にたいして>誠実な人であったとしても、ウェブ上で活動するのはかなり負担がかかる。すくなくとも、学際的なひろがりのある人とかだと、ウェブ上で何かやろうとすると、潰れやすい。それをまた、「議論に負けだ」のなんだのとはやしたてる連中も発生すると、ごっそりとやる気をなくす。その結果、ウェブ上で「ちょうどいいぐらいの」コミュニケーションのできるインテリというのは、一定度以上にノイズを気にしないでいられるタイプか、ノイズがそもそも生まれないような振る舞いでいられるタイプインテリかということになる。実際には、ノイズが生まれないような振る舞いというのはそんなに簡単なことではない。はてブコメントのうちの5%ぐらいには文脈ぶっとばして、一読して偉そうなことを言う人、というのがいる。はてブ以外に、ブログであってもいるけれども。

 もちろん、「ノイズ」に類するようなどうでもいい話に対応する「誠実さ」と、重要な指摘に対して対応するような「誠実さ」は別種のものだ、というように理屈上の区分は付けるはできる。しかし、実質的に、外からの指摘に応答する当人にとって、指摘がノイズなのか重要な指摘なのかを判断する根拠は、曖昧であり、当人が、常に、「誠実に」悩み続けることによってしか、それらは区分できない。結果、在る一定以上まで有名になると、「誠実」な人であればあるほど、外部への応答コストの負担によって潰れることになる。

 ちなみにわたしは、わたしが実名で発言しているところに100ブックマーク以上ぐらい付けられると、うれしい反面、だいぶむかむかしてくる。「はてブ/2chの連中は全く…!」とは思わないけれども、はてブ2chのようなアーキテクチャが出てくると「ウェブ上でどの程度、冒険した発言がOKか」「ウェブ上では、どの程度外からの指摘を気にしないメンタリティがいいのか」といったことに対する「望ましいありよう」の最適さが変わる。これはつまり、政治家が演説でくだらない発言しかしなくなる、ということに似ている。政治家がバカなのではなく、現行の世論システム/投票システムとの相性を考えたときに「望ましい程度の発言」というもののバランスがどこに落ち着くのか、ということだ。ウェブ上が、学者コミュニティとして機能するクローズド空間(※学者の作法を全員が受け入れることによって成り立っている空間、という意味で。作法を受け入れる限りにおいてはもちろんオープンである)ではなく、現状のようなオープンな一つのプラットフォームになっている限りは、学者的な作法が、ウェブ上において必ずしも「ほどよい」ものとして機能するとは限らない。市場システムが、市場に課せられたルールアーキテクチャいかんによって均衡点のありようを変えるように、議論のシステムもまた、議論に課せられたルールアーキテクチャいかんによって、その均衡点のありようを変える。学問というのは、その均衡点のありようを「知の継承、発展」にとっても最も効率的になるように目指し、調整がなされている議論のルールシステム体系のことだと思っている。ウェブが一つのプラットフォームとしてではなく、複数のプラットフォームを切り分けるような(たとえばSNSシステムとしての発展可能性をみせれば、学問の作法がより効率的になるプラットフォームとしても機能しうるだろうと思う。ただ、今のウェブという空間が生み出す、議論の均衡点は、おそらく、かなり傍若無人な人のほうがやりやすいぐらいになってしまっている。理想的には、もっと「誠実」であってほしいとは思う。しかし、「誠実」であることによって、評判を生み出し、注目を浴びやすいようなアーキテクチャにはなっていない。そのことが、池田さんをめぐる最も、面倒な問題なのかもしれない、と思う。

記事への反応 -
  • いつも不思議に思うんだが、何かにつけて池田信夫は思慮が足りないだとか、「また池田信夫か」みたいな言い草であの人の記事を一笑に付す人居るよね。 俺の職場にも一人居たんだが...

    • 1.池田さんがいいこと言っているかどうか、というのは分野による。 2.経済学系の記述はおそらくかなり信頼性の高い記述がおおい。というか、この分野はわたしがよく知らない。 ...

      • いけだんこがい

      • 2.経済学系の記述はおそらくかなり信頼性の高い記述がおおい。というか、この分野はわたしがよく知らない。 いくらなんでもかなり信頼性が高いというのは過大評価。 ほかの学者...

        • >三流私立大の教官 結局「三流私大」ってところなんだね。評価のポイントって。

          • 「超一流大学」の教官ならアカデミックで信頼できるってこと? そりゃ三流大学よりはるかに信頼できる。 大学で判断するのはおかしい個人単位で見るべきというのが正論だろうけど...

        • 助言感謝。 ただ、だとしても、三流私大クオリティというのは言い過ぎかという印象も。 三流私大教員(イメージとしては偏差値50以下のところ)のクオリティはあんなもんじゃないか...

          • 大学の講義や教官の質っていうのは、その大学の偏差値とはあんまり関係ない。例えば放送大学の面子を見て5流ばかりだという人間は絶対におらん。

    • 自己弁護乙

      • その、「自分にとって不都合なことを言う奴はみんな自作自演もしくは工作員」というお手軽な思考から脱却したらどうだ。 疑似科学を安易に信じる奴らと大差ないぜそれ。

    • http://anond.hatelabo.jp/20081222195924 池田信夫がブクマを集めている記事だけでも読んでみればいい。むしろ、コメントを。 経済学的にもクズだし、偉そうに専門だと語る情報通信の分野でもク...

      • とりあえず経済学者としてクズであることを象徴しているコメントの二つや三つほど見せて欲しいな。特定記事への反論でもいいけど。

        • http://anond.hatelabo.jp/20081222222234 なんだ、ただの釣りか…。 元NHKは、本人が価値があると思ってるだけで実際無いだろw

        • クルーグマンの経済学受賞に関する記事なんだけど、ここからトラバ先をたどると経済学系blogでの池田氏への批判の主なものは見られるんじゃないかなあ。 http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20081014...

          • いやぁ、たしかにこれは痛い感がただよう。 にしても、別の話だが、この話題に言及したid:eliya氏 http://d.hatena.ne.jp/eliya/20081015/1224026900 pedestrianとか(わざわざ意味もなく英語なハンドル...

        • 某所でのコメント しっかし、ここまで馬鹿だと犯罪的ですらあるわなぁ。 >フレのもう一つの要因は、新興国の登場や情報技術革新による相対価格の低下である。 >こうした議論を...

          • 信夫氏は物価や金融政策系はリフレ派との私闘があるから異常にバイアスあるように思う。前はフィリップス曲線間違えてたし。

    • http://anond.hatelabo.jp/20081222195924 ・匿名による批判は許さんとか牽制するくせに、いざ名前と所属を明らかにしている人が批判すると、当人ではなく所属に圧力をかけた実績がある(apjさん...

    • あのブログの何が嫌かって、コメントに沸く信者たち。 しかも、信者のコメントは承認するくせに、批判的なコメントは、ノイズとかイナゴとかいって聞く耳を持たない。 あのブログ...

    • 池田信夫氏の記事が微妙なのは主にこの2点 自分がよく知らない分野に関して自信たっぷりにしばしばでたらめを書く 本当に詳しい人が訂正をしてくれるのに完全に無視して自分の主...

    • IT関連に関しては、相応に素養があればまずやらかさない類の間違いを時々平気でやらかすから、彼がたとえ普段から7、8割方正しい事を言っていても「池田信夫」という時点で真面目に...

    • http://anond.hatelabo.jp/20081222195924 池田さんはITの専門家じゃないんだから多少の間違いは許してやれよ。 もちろん、ITの事は書くべきじゃないという意見はあるだろうが。

    • 池田信夫氏のようなあんな思いつキストが経営陣に居たら、俺は不安でとても仕事なんてできないよ 彼の言動は責任のない大学教官の立場だからこそ許容されるのであって、浅い背景知...

      • 組織人として池田が使えないのは同意だが、 専門分野をある程度しぼれば、そんじょそこらへ経営者よりも頭の回転はよいとおもうが。

        • あの人のエントリを真っ向から反論しきっている人はあんまり見たことが無い。 多分反発コメしてる奴も出来ない。だからこそ叩くんだと思う。

    • 池田先生は、常に経済学以外の分野を勉強してユニークであろうと努めているところは、評価できると思う。 ただ、ITもそうだけど進化関係でもNATROM先生につっこまれてたし...

    • NHKにコンプレックス持つ人なんかそんなにいるとは思えないけど、 俺もそう思う。でもこういう面白い人も居るようだ。元NHKということは、少なくともこの人の中では「売り」になる...

    • 池田先生に帰依しよう 先にことわっておくと、タイトルは大マジである。皮肉とかではけしてない。もう一つ、ここで言う池田先生とはあくまで上武大学大学院教授の池田信夫先生を指...

      • ブログをあんなに楽しんでいる人はあんまり居ない。ましてやそれが学者ならすげー親近感持てる。つーか、むしろああいうブログを書かない大半の他の学者がどうかしてる。そりゃ、書...

      • わらった。 確かにロックではあるとは思うよ、「ロック」ではww 敵にされるほうは、たまったもんじゃないけどな。

      • 自blogのPVがン十万を超えたと子供のように喜ぶ態度、そしてそれを恥ずかしげもなくエントリに上げてしまうこと、こんな愛すべきアルファブロガーを他に知らない。アルファブロガー...

    • 浅はかな人間が脊髄反射レスをあらかじめ封じられると、次にとる手法はメタコメなんだが、ものの見事にその通り行動している奴が居るな・・・・ ちゃんとした理屈で池田先生を擁...

    • http://anond.hatelabo.jp/20081222195924

      • なんでブロガーに人徳が必要なんだ。俺は大作が書いたエントリーであっても筋が通った記事であればスター与えるよ。たとえ凶悪犯でも小学生でもな。

    • 池田信夫の主張は基本的に対米追従でしかなく、ガラパゴスだ水平分業だどうこう言っているが、結局安かろう悪かろう方向へ走らせようとして日本を米中と同レベルの資源浪費経済や、...

    • 嫉妬9割ってとこだと思う。 この人はてブでいつも上位にエントリーが来る人だ。 専門家が自分の専門分野について書いたエントリーに誰もブクマされなくて、そうでない世界の人が言...

    • 自分がよくわからないことや知らない事を、どんどんブログに書いて「うわ、コイツ痛すぎる」と思われたりして、はてブや他のブログでボコボコに叩かれて、「反面教師としてすごく役...

    • 人間って10%くらいの確率である人に真理を突かれると信じちゃう生き物なんだよ で、噂に従って話を聞くと90%の確率で外れを引く。今度は信じられないと思ってしまう だから当たらない...

    • この記事を書いたのは池田信夫本人である可能性が高い。わざわざ増田で自己弁護するなんてご苦労なこって。

    • みんなy_arimを神様か何かと勘違いしてないか。ただのあんちゃんだぞ。ただのあんちゃんに信者やアンチが付くことが理解できない。その「y_arimだから言うことはみんな正しいんだ」とか...

      • http://anond.hatelabo.jp/20081224082330 いつも不思議に思うんだが、何かにつけてy_arimは思慮が足りないだとか、「また有村か」みたいな言い草であの人の記事を一笑に付す人居るよね。 俺の職場...

      • http://anond.hatelabo.jp/20081224163509 いつも不思議に思うんだが、何かにつけて「また有村か」だとか、「ごらんの有村だよ」みたいな言い草でありむーの記事を一笑に付す人居るよね。 俺の...

        • 新月お茶の会の例会で女の子とキャッキャウフフしてたのが気に入らなかったらしい。 kwsk

        • http://anond.hatelabo.jp/20081225014306 タイトルは http://anond.hatelabo.jp/20081225010350 から 真実は残酷 生きるって何?

        • 有村がイケメンかどうかはともかく >まあ、人生イケメンな人の勝ちだと思う。 は真理だと思う。 昨日の夜はイケメンカップルばかりで不快になった。 イケメンとブサメンの比較表 htt...

        • http://anond.hatelabo.jp/20081225010350 新月お茶の会を引き合いに出さないでください。 最近、若手会員が迷惑がっているのです。 ぼくのおかげで自分たちまでヘンな色眼鏡で見られるのはかな...

          • http://anond.hatelabo.jp/20081225231436 新月お茶の会を引き合いに出さないでください。 最近、若手会員が迷惑がっているのです。 ぼくのおかげで自分たちまでヘンな色眼鏡で見られるのはか...

          • http://anond.hatelabo.jp/20081225231436

          • http://anond.hatelabo.jp/20081225231436 ひとこと言っとく。y_arim は薔薇戦争の犠牲者。漆黒の装甲をまといし姿から、黒き狼と呼ばれた荻野の存在を知らずに社会復帰のつもりで入隊したのだ。君...

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              • http://anond.hatelabo.jp/20081226011254 ・観客のはてなのヤジに流暢な2ちゃんねる語で反論しながら新月お茶の会を引き合いに出さないでください。 最近、若手会員が迷惑がっているのです。 ...

              • 公式サイトはここか http://newmoon.sakura.ne.jp/

              • http://anond.hatelabo.jp/20081226011254 新月お茶の会の為に増田に潜入するy_arim。 だが、それは増田の巧妙な罠だった。 「y_arimのプライドは 私に崩される為に築いてきたんですものね」 「い...

            • 新月お茶の会にゆっくりしていってね!!!

            • 新月お茶の会人物表 http://newmoon.sakura.ne.jp/members.html ふつーに二次創作できそうだな

            • はてなで活躍してる3人 有村悠(ありむらゆう)98年度入会 入会当初はお茶会期待の星であったが、8年経った今ではニート・非モテ・メンヘルと3拍子揃った白色矮星と化した。人生...

          • 東大の頃カッコいいと思って オタでも無いのに新月お茶の会に入って、突然腕を押さえて 「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて 「...

          • なんだか知らんが、がんばれ、めげるな、世の中広いぞ。

          • これ本人なの?別人なの? http://anond.hatelabo.jp/20081226171036 http://anond.hatelabo.jp/20081226170814 http://anond.hatelabo.jp/20081225231436

          • >コミケに行きたくなくなってきた ありむーはコミケに行くに一億はてなポイント

          • 有村さんがマドハンドなのがわかった。 http://anond.hatelabo.jp/20081226183734 http://anond.hatelabo.jp/20081226183829 http://anond.hatelabo.jp/20081226183917 http://anond.hatelabo.jp/20081226183956 http://anond.hatelabo.jp/200812261840...

          • ライターとしてやっていく宣言? そうするとつじつまがあうかも。 http://anond.hatelabo.jp/20081225231436

          • 新月お茶の会一のありむーだと思っています。

          • ヤバイ。ありむーヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。 ありむーヤバイ。 まず強い。もう強いなんてもんじゃない。超強い。 強いとかっても 「ポスターサーベルもったオタくらい?...

          • http://twitter.com/y_arim/status/1081716796 >>ぼくだけ増田で「ポエマー」などと揶揄されなければならないのだ 1700人からフォローされてるからかと。 色んなところに殴りこんでる攻め...

          • 今回の騒ぎは新月お茶の会をメジャーにして月猫通りを売るためのイルミナティが仕組んだ巧妙な陰謀なんだよ!! その目的はうわなにをするやめrくぁwせdrftgyふじこlp;@: http://anond.hatela...

            • http://anond.hatelabo.jp/20081229003249 有村悠 彼は常に最高のエージェントであり、新月お茶の会に忠節を尽くしました。 そして、最強の策士でした。 今日は焼肉王となり 明日は大歓声でワッシ...

        • http://anond.hatelabo.jp/20081225010350 新月お茶の会を引き合いに出さないでください。 最近、若手会員が迷惑がっているのです。 ぼくのおかげで自分たちまでヘンな色眼鏡で見られるのはかな...

        • http://anond.hatelabo.jp/20081225010350 新月お茶の会を引き合いに出さないでください。 最近、若手会員が迷惑がっているのです。 ぼくのおかげで自分たちまでヘンな色眼鏡で見られるのはかな...

        • http://anond.hatelabo.jp/20081225010350 新月お茶の会を引き合いに出さないでください。 最近、若手会員が迷惑がっているのです。 ぼくのおかげで自分たちまでヘンな色眼鏡で見られるのはかな...

        • コミケ直前に重いメンヘルのフリをする。 ツイッターの取り巻き(♀)モテモテ←今ここ http://twitter.com/y_arim つかワイパックスなんて心療内科で軽く出る弱い精神安定剤 メンヘルじゃな...

        • http://anond.hatelabo.jp/20081225010350 有村さんを引き合いに出さないでください。 最近、若手会員が有村さんの話しかしないのです。 有村さんのおかげで自分たちまで有名になれてうれしいと。...

        • http://anond.hatelabo.jp/20081225010350 新年あけましておめでとうございます。 新月お茶の会を引き合いに出さないでください。 最近、若手会員が迷惑がっているのです。 ぼくのおかげで自分...

      • http://anond.hatelabo.jp/20081224082330 みんなはありむーを特別視してるけど、 そんなことないよ。 上位大学の漫画系サークルにはありむーみたいな人がいっぱいいるよ。 みんなとってもハイ...

    • http://anond.hatelabo.jp/20081222195924 大衆に迎合する言葉ばかりを並び立てるという意味ではないので、庶民派というのは適切ではないか。だけど池田信夫ほど庶民の前でも飾らない学者はそん...

    • それを書いたら、辛口な視点で読まれてしまうのは間違いないし、そこで酷評されるとヘコんじゃうの。 バレないように一人称とか文体、微妙に変えている。 それに「読んでね」と宣伝...

      • 手塚治虫についてのエントリを書いたのは君か?

      • せっかく匿名の板を使っているのだから、見栄を張らずに思ったことをストレートに書いてしまえということ。 たとえば「田舎なんて嫌いだ」と思ったなら、そう書いてしまえば良...

      • たとえば「田舎なんて嫌いだ」と思ったなら、そう書いてしまえば良いんだってこと。 「田舎の村は風情があって、空気も飯もうまい。だけど、そこで暮らす自分の姿がどうしても...

      • 文体変えは俺も良くやる ん~、文章力がないとは言わんけど、上手いとも思わんな 炎上しそうなネタを炎上する様に書いてるだけに見える そういうのは物書きの才能っじゃないだろう ...

      • 思ったことをストレートに書かない=防衛戦・見栄を張っている と言う訳じゃなくて、その遠回しの言い方にも、その人の言いたい事が隠れているんだよ。 行間を読めって言うのはその...

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