http://anond.hatelabo.jp/20070225134932
> それって下北沢で、猫はアメショの血が入った雑種だったら、私のみたのと同じ人かもね。
意外と世の中たくさんいるのか、肩に乗って街を歩く猫。
「いつまでもこんなことしてらんないの、わかってる?」
喫茶店の奥まった席で彼女から詰問されて、ぼくはようやくぬるくなったコーヒーに口をつけた。この話題は何度目だろう。ありがちなループに心が安らぐ。しかし彼女はそうではない。ぼくにとってループをいやがるのはいつも女性だった。もしもぼくがヒキコモリだったとしたら、きっと母親が同じような顔をして、その科白を言うのは間違いない。いや、これは個人的な体験に基づいたぼくの思い込みだった。ただ単にぼくが高校生のころ、ひきこもっていたというだけ。
「いいかげん現実をみてよ。おかしいと思わないの? いつまでも学生気分で。同じことを繰り返して」
そのあたりの感覚が、ぼくにはよくわからない。ぼくはループに慣れっこだった。考えてもごらんよ。日々の営みなんてループのようなものだよ。食って、働いて、寝て、ときどき遊んで、挫折して。少なくとも表面上は、そういうことになってる。自分の尻尾を追いかけてくるくるとその場を回る犬みたいにしていたら、いつの間にか別のループに移行してる。それをぼくらは前進と呼ぶんだ。だから慣れなきゃいけない。楽しめるようになったら最高だ。すべてはループ「みたい」なものだよ。
「あなたはきっと、それで満足なのよね。独りで楽しんで。でもわたしは違うの。もう耐えられない」
そう、ぼくは楽しい。ループが楽しくて仕方がない。でも、他のひとは違う。彼らには善いループと悪いループがある。幸福がいつまでも続きますようにと星に願う。そしてわたしを不幸の螺旋に留め置かないでと嗚咽する。でも、ぼくは違う。ロールプレイングゲームのダンジョンにある無限ループの通路を歩いているような気分でいる。正解や幸福なんてとくに重要じゃないんだ。旅が終わらなければ――キミと辛い道程をループできればそれでいいんだ。そうすれば必ずキミも楽しくなるよ。辛いとかかなしいではなくてループそのものが快感になるよ。
「ねえ? ちゃんと考えてよ、将来のこと。ねえ? わたしのこと……てる?」
彼女のか細い声に少し胸が痛んだ。ごめんよ。大丈夫。ぼくだって常識的な生活というのがわからないわけじゃないんだ。そう、楽しかろうといつまでもループしてはいられない。いくらループと言えど永遠じゃないんだ。ぼくらは生身の人間で、あのダンジョンの無限ループを歩きつづけるには脆弱過ぎた。いや、画面の中の彼らにだってできないだろう。やがてアイテムとマジックポイントが尽き回復できなくなり雑魚キャラにやられてループは停止する。ああ、ごめんよ。キミをループを断ち切る雑魚キャラに見立てているわけじゃないんだ。だからループ「みたい」なものなんだ。いずれ別のループに移るのさ。
「はぐらかさないでよ。わたしたちもう終わり? 終わりなのかもね。ううん。わたしは終わらせたい。このダラダラした関係を。一刻も早く」
早口で捲したて、彼女は席から立った。目尻に涙を浮かべてぼくを一瞥したかと思うと、すぐに背を向けて歩きだす。いつものループが音を立てて崩れだす。ちょっと待ってよ。ぼくが叫ぶと、彼女は歩みを速める。ぼくは慌てて彼女を追った。へそくりの二千円札をウェイトレスの手にねじ込むようにして握らせ、ぼくは駆けだした。コーヒー二杯に奮発したことを後悔する間もなく、彼女の背中にぼくは迫る。カランコロンと扉についた鐘が鳴る。彼女の身体のほとんどすべてが外に出ていて、辛うじて店内に残っていた彼女の左手をぼくは右手で握った。
「ひゃ」
と、彼女は素っ頓狂な声をあげたけれど、こちらを振り向くこともしなければ手を振り解きもしなかった。
「え?」
彼女が驚くのと同時に、出し抜けにぼくの背後に誰かが立った。ぼくは振りかえることなく咄嗟に、空いている左手を後ろにむかって素早く伸べた。左手がきゅ、と柔らかい感触に包まれる。よく馴染んだ感触だった。
ひと呼吸おいて、ぼくは顔だけで振り向いた。そこには唖然とした表情の彼女がぼくの左手を握って立っていた。よく見ると彼女の左手はぷっつりとなくなっていて、それはたぶん、ぼくの右手が握っているのだった。しっかりと。彼女が少し左手を動かすと、ぼくの右手が向こうに見える。
おそらく間の抜けた顔をしているであろうぼくは、間の抜けたことを思うのだった。
これがぼくのあたらしいループ。移動したんだ。たぶんこれもループ「みたい」なもので、いつか終わってしまうのかもしれない。けど、どうでもいいんだ、そんなこと。これがぼくの大切なループ。だから大好きだ。ぼくはループが大好きだから。
ぼくは彼女に微笑みかけた。彼女は意味不明と感情を顔に浮かべながら、ひきつった笑みをこちらへ投げた。
「あのー寒いんで閉めてもらえますかー」
ウェイトレスに注意された。でも、ぼくには何も聞こえなかった。頬が熱くなるのがわかった。
ループした。彼女さえいればループできるんだ。
http://anond.hatelabo.jp/20070226034414
3行で書いてみるテスツ。
「連続性や同一性がばれる固有名のブログは完全な感情の吐き出しはできない。
でもって、匿名性を利用した吐出は、不毛な議論になりがちだ。
気にすんな!便所の落書きでもすっきりすればいいじゃん!匿名も使いよう!」
blogを二つ三つもっていていろいろな顔を使い分けてるけど、増田も書いてるしACも書いてるし、ななしさんでも書いている。
自分の書き込みを後で眺めてニヨニヨすれば満足なので、みんな気にしなければいいよ。
あ、オイラも訳わからなくなってきた。このへんで終わろう。
ようするにage
http://anond.hatelabo.jp/20070226145944
でも、俺もそうなのだが、単に受け身なだけなような気がする。
そして、そんなヤツが逆に攻めようとしたときに困る。
それが今の俺。
狙った女子にどう声をかけるか悩む。
まずグローブさえ合わせてもらえない。
そんな35才。
いいのか、俺。
性欲を意識しない人は確かにいる。
一方で性欲を意識する人は他人を気にするしTPOをわきまえる。(国民性?)
場の空気とか参加者(程々に口が堅い)とか酒(これ重要)とか。
だから、やたらとセックスを話題にする人の話は信じなくていいと思う。多分ウケ狙いだと思う。
まあこの人みたいに何でもセックスを連想する人は…どっちだろ。
http://anond.hatelabo.jp/20070226154533
せっかく、学歴の枠を超えた成り上がり(?)を示した人が出たことですし。
教育の方向はまだ迷走(?)しているし。結局、どんな人物を作りたいのかさっぱり分からないまま、
走っている。創造的な人間と言っても、まず上(文部科学省)が創造的ではない。かつ、指令も創造的ではない。下(一人の先生ね)にどうしろと。
公学校でも私学校でない、第三の教育方法が、そろそろ現れてもいいのではないだろうか?そのルートが一般的になれば、オープンソースの彼みたいに、新しいことを目指す人が増えるのではないか?そうすれば、学歴も付帯的な要素でしかなくなって、今みたいな絶対学歴みたいなこと(もちろん親)を考える人も少なくなると思います。
「みんながセックスしたがってる」っていうのはアレじゃないの、セックス中毒者が自己正当化のために大声出してるだけじゃない?
文章が馬鹿っぽいのは、そういう狙いで書いているのでしょうか。「・・・ます。・・・ます。」って、読みにくいんだよー。ただの自慢に読めちゃうし。もっと、どう成り上がりなのか、学歴持ってる人と自分はここが違うけど、こういう同じスタンスに立ってるとか、説得力のある書き方をして欲しい。成り上がり(って、言葉の選び方も微妙だが)を信じたいからこその、お願いでもある。
俺自身、実は学歴を信じていて、院卒クラスの人間は結構羨ましかったり、尊敬していたりするけど(専門を持っていることはやはり、偉いことだし)、院卒でも俺より馬鹿と思ったら軽蔑します。
こっちの
のほうが、はるかに元気を与える内容である。具体的だからってのもあるがな。
なんだか最近、私の周りにはセックスレスな人が多いことに気づいた。男も女もいる。
理由も様々で、恐怖症だったり不感症だったり極度のフェチの末だったり。
「すごく仲いい人」に限ればセックスレス民のほうが多いくらい。
それで思ったのだけど、セックスって言われているほどみんながしたいものじゃないんじゃなかろうか。
なんか恋愛・結婚したらセックスもするのが当たり前みたいに言われてるけど実は。
そもそも動物がセックスするのって、年二回くらいなわけだしさ。
私の周りが特殊なのか、実はこれが一般的なのか、最近はわからなくなってきた。
成り上がれてないよ(;;)
オープンソースでがしがしコード書いてるから、就職も引く手あまたなんだとかさ、
定職ついてなくてもオライリーから執筆依頼が山ほどくるから平気だぜってのなら分かるけど
なんか俺ってこんなにすごい人たちとお知り合いなんだぜって、何の自慢だよw
俺、三流私大文卒。持っている資格は、普通自動車免許のみ。おまけに、わけあって30にして無職。
だけど、(プログラミングも出来ない癖に)オープンソースの世界にとびこんだおかげで、東大院卒クラスの人間とタメで話しています。国に表彰されたレベルの知人や、Google、Yahooの技術者ともおしゃべりすることもあります。今度、世界的に偉い人が来日するのにあわせて、いろいろ動きまわって、インタビューします。その通訳を国立大学博士課程の人に頼んで、快諾もらっています(俺は英語できないので)。雑誌に記事を書いたことやオライリー(コンピュータ書籍の岩波書店)に文章が載ったりしています。
俺自身、実は学歴を信じていて、院卒クラスの人間は結構羨ましかったり、尊敬していたりするけど(専門を持っていることはやはり、偉いことだし)、院卒でも俺より馬鹿と思ったら軽蔑します。
ま、人間、やれば成り上がれる、成り上がる方法はひとつじゃないってことで。
インファイトの女の子ってのはあれだ、物理的、精神的共に妙に距離が近い女の子。ふつー、出会ってばっかりのときはある程度距離をとる。闘う意思があっても、ジャブを放ちつつ距離を測る。そこで手応えがあってはじめて踏み込むもんだ。これが、生来のインファイターとなると、そんなまどろっこしい事はしない。こちらのジャブを華麗にかわして(いや、かわしてすらいないかもしれない)、ボディーブロー一閃、こちらがくらっときたら、ストレート。これで試合終了。
最初のポイントはためぐち。出会って3分でためぐち。こっちはまだ丁寧語でしゃべってるのに、そんなこと気にしない。しかもあだ名までつけてくる。そのあだ名が果てしなく安易。イージーすぎるよそれは、つってもぜんぜん聞かない。そして、立ち位置が近い。パーソナルスペースって知ってる?つか、パーソナルスペースある?ってくらい近い。もう無理、近すぎるよそれ、っていうところからさらに一歩踏み込んだ位置に立つ。もうこうなったら相手の為すがまま。もうどうしようもない。さりげなく距離をとろうとしても、すっと詰めてくる。じゃあ、こっちから距離を詰めたらどうなるんだろうと思ったら相手の思うつぼ。今度はどうもしない。近いというか接触してる。ゼロ距離射撃。そして、こちらが距離を詰めたという既成事実。
こうなったら選択肢は二つくらいしかない。棒立ちのままフィニッシュブローで倒されるか、向かっていってクロスカウンター。どっちにしろ負け確定。まあそれも悪くない。
金か顔かサイズがないとフェ○してもらえねーのかなー
全部ないけど凄いって言われたいなー
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20070226145821
本気で最初そう読み間違ったんだよ!>タイトル
絡みたいだけの人が、ちょろちょろ紛れ込んできてるよね??
根がやさしい増田民だから、攻撃的エントリはスルーするようにな…ればいいんだけど。
やさしいから真に受けたりしないで欲しいな。