2023-06-02

国産スマホの歩みはFeliCaと同じ

FeliCaははじめに掴んだJRという太客のおかげで目先の国内市場は安定して先行技術確立して目先の安定成長が約束された。

ただ、JR要求仕様が高すぎて海外向けの横展開が上手くいかず、国内とごくわずかの海外展開だけでシェア拡大は頭打ちとなった。

携帯電話市場も同じだ。

スマホ時代に入る頃にはもう手遅れだった。

i-mode時代から始まるキャリア主導の世界に類を見ない高機能携帯技術的に先行したが、キャリアの御用聞きで目先の成長が達成できたため、そこに特化しすぎて海外展開の足枷となった。

どちらも、なまじっか先行して優れたモノを生み出せてしまったが故に、それをそのまま海外展開しようとして失敗し、その失敗を補うために更に国内市場偏重に陥り、その後の市場の変化に対応できなかった。

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