2023-04-16

豊島区70年代後半に発展しました感が好き

東京ってまるっと大都会イメージがあるけど、東京散歩していると実は地域によって発展した時期がちょっとずつ違っていて、その発展時期の差が建物に現れているのに気が付く。

いろんな地域の中で私が好きなのは豊島区だ。豊島区幹線道路沿いには、70年代後半〜80年代前半に建てられたようなビルマンションが多い。その時期の建物って70年代前半までの建物と比べて肩の力が抜けて地味になっているけれど、工法的にはまだまだ古臭くて建築的に全然見るところがない感じなのが良い。デカいけどモブ建物、みたいな。サンシャイン60とかもデカい割に見た目めっちゃモブい。有楽町線開業したのが1974年サンシャイン60ができたのが1978年から豊島区70年代後半に発展の時期を迎えたのは確かなんだと思う。

東京は既に発展二巡目、三巡目に入っている地域も多くて、特に港区千代田区幹線道路沿いは2000年代以降に建てられたガラスを多用したビルが増えてスッキリしているんだけど、豊島区はまだ建て替えラッシュが到来していないので、コンクリづくりの地味なビルマンションが多くて楽しい。(最近東京ガラスを多用したビルばっかりで街並みがつまらないと思う。)自分子供の頃にドラマで見ていた”東京”のイメージがまだ豊島区には残っている気がする。

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