2021-10-13

都道府県魅力度ランキングについての考察

なぜ毎年のように北関東三県が最下位争いをしているのか、といった議論があるが私なりに少し考えてみた。

この都道府県魅力度ランキングとは、地域ブランド力、すなわち地域の魅力を数値化するものである

ということは他県の人間から見て、その特定県の魅力度を判別しているということなのだろう。

では他県の人間が、別の都道府県の魅力度を考える上で考慮しているのは「観光したいか」「移住したいか」の2点ではないか

それ以外に、他県の事を詳しく知らない人間が魅力度を付けるとすると、その二つしかない。

要するに、都道府県魅力度ランキングとは「観光ランキング」「移住ランキング」と言い換えてもいいのかもしれない。

ランキング上位の常連である北海道沖縄観光地として、東京大阪移住先として人気である

ここで都道府県魅力度ランキング第一位である北海道について考えてみよう。

毎年発表される都道府県魅力度ランキングで、なぜ北海道がいつも第一位になるのか疑問であった。

からすれば、北海道なんて「負」の魅力しか思い浮かばない。

冬は寒い人口密度が極端に小さく原野山地しか存在しない、鉄道網は壊滅寸前になっている、本州以上の車社会なので交通事故が多い、札幌一極集中が進み人口形態いびつ、核のゴミ最終処分場になるかもしれない、夕張の次に財政破綻する自治体はまた北海道から出ると思う。

これらの現実があるのに魅力度ランキングが一位になるのは、やはり観光地としての魅力としか考えられない。

沖縄なんて人間の住めるような場所ではない、というは今更言うまでも無いだろう。

  • コンサルが手軽に売り込みにいける距離が群馬って聞いた

  • まあ回答者数がいちばん多いであろう関東人にとって北関東は「いま自分が住んでいるところ」だってだけだよね。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん