2020-08-04

anond:20200804150247

中国民族問題のジレンマ 政府は漢族の騒乱をより警戒

 2009年の騒乱は、7月5日ウイグル族の騒乱が、7日になって漢族による反ウイグル族デモを誘発しており、民族対立の構図が極めて鮮明だった。

(中略)

 つまり新疆ウイグル自治区全体の地域情勢を安定させようとすれば、都市部マジョリティ集団となった漢族の不満を抑制することが何よりも重要政治課題なのだ。言いかえれば、少数民族政治的経済的文化的な不満をいくら訴えたとしても、中国政府少数民族優遇策を拡大することで、こうした不満に対処するのは難しくなっている。

 もし少数民族への優遇策をとりすぎれば、漢族による政治体制への反発が強まる可能性が高いかである

「ウイグル特権は許せない!」中国ネット世論から読む“日常”の民族問題

孫向文くんなり私の他の友人なりの対ウイグル感情の根っこには、ある共通した主張が存在する。それは「あいつら、特権を持っている」「警察スルーするのをいいことに、犯罪をやりたい放題だ」といったもの

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