人間は、なぜか選ばなかったもう一つの人生の方が、今の人生よりいい結果になったと思いがちな気がする。
だから、人は、あの時ああすればよかったとか、何でこんなことにとか、想うんじゃないかな。
もしかしたら、その時考えたことをした方が結果的には悪くなってた可能性もあるのに。
例えば、1億円当たってほしい!と思って外れた時、がっかりするけど、1億円当たった後にそれが原因で骨肉の争いが起きるとか想像もつかない。
そんなことかんがえもせず、当たった方がいい人生だったに違いないと思ってしまう。
そう思うと、自分は過去最悪だと思った時も、いまと比べるとさして悪くなかったのかもなって思う。
なんでそんなことを思うかと言うと、今なにしても腰痛がひどくて、本当に何も出来ないから。
最悪だって思ったあの日は腰痛に悩んでなかったから、少なくとも最も悪いわけではなかったんだ。
そして今も、腰痛には悩んでいるけれど、お金には困ってないし仕事も楽しいし、何不自由無く暮らしてるのだから、「腰痛を患った人生」のなかでは、まぁ悪くない方なのかもしれない。
ちくしょうあの時二段ジャンプを選んでいれば!