リニア建設とかの、10年以上・数兆円以上かかるプロジェクトを回せるということが、理解できない。
どんなに綿密に計画を立てても、10年以上先のことなんて、まともに予測できるはずがない。
10年もすれば確実に社会は変わっていて、想定外の事象が多発して、なにか決定的な破綻が起きるに決まっている。
いつ始めるにしろ、結果が出るのが10年後となると、始められるタイミングは存在しない。
常識的な判断をすれば、超巨大プロジェクトが始められるはずがない。
出まかせで計算した数兆円クラスの予算を承認する人がいて、夢物語の計画で現場が実際に動く。
どこかで無謀な決断をしている人がいる。
なんでか知らないけど、それでこれまでも回ってきている。
計画を承認する人はどういう心境なんだ? そんなに自分の予測に自信があるのか? 確証のない計画で人と金を動かすことが恐ろしくないのか? 変にチャレンジするよりもジリ貧で逃げ切る方がマシじゃないのか?
直感的には、ほとんどの長期プロジェクトは社会情勢の変化で決定的な破綻しそうなんだけど、案外そうでもない。
何かがおかしい。時空が歪んでいる。
頓挫したプロジェクトも其れなりにありそうですけどね