天国までの百マイルを読んだ。なんていうか、中年男性の理想像が描かれてるだけで期待していた以上に楽しめなかった。
浅田次郎の作品が想定している読者じゃないからなんだろう。エンタメなんだから仕方ないとはいえ、敵味方で役割がはっきりしすぎてて残念だった。
マリちゃんはいい女すぎる。別れた妻も、かあちゃんも素敵。主人公は、本当にダメなおっさんだった。
医者が金儲けをしてはいけないのかってのは、難しい問題だと思う。金儲けし過ぎると患者は負担だし、金儲けしないと医療が成り立たないのだから。
そこら辺が簡単な切り口で描かれてたのが気になった。おっさんのための小説だと思う。
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