2015-12-25

2010年頃、私は、いくつかの不思議ビジョン(光景)と声、不思議な音などを感じた(見た?聞いた?)。

どこにも書けないのでここに書く。

それは自分が住んでいる街が、廃墟になっている光景だった。

家の近くのデパートに出掛けた帰りの事だった。

厳密には、今の実際の建物と重なるように2重写しで見えていた。

目を何度こすってもその廃墟の街が目の前に広がっている。

私は、焦りまくった。恐怖に刈られた。

あの感覚を今でも忘れない。人がどこにもいない。無人の町。頭のなかには轟音が鳴り響いている。ああ、何もかもが失敗してしまった…。遅かった。私の帰る場所なんてどこにもない。

まさに、聖書の中に書かれているアルマゲドンがあるとしたら、こんな感じだと思った。

こんなことをしている場合じゃない。私は何かしなくては。周囲に叫びたくなった。

やばい!あぶない!ここにいては危険だ!」と、少しパニックになりながら。気持ちが高ぶるのも当然だった。それぐらい私の中でリアルだったのだ。

けれど、もちろんだけど周囲の人間は誰も信じなくて、「はいはい。落ち着いて」と私をなだめた。それでようやく私の興奮も覚めた。

そして本当に、あれから時間が経って何事も起こらなかった。私の街は今も健在で廃墟ではない。あんなにリアルにはっきりと見えたのに…。

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